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2014年02月18日

Hiki Shop販売 海外製 複製 / レプリカ:日本陸軍 下士官兵用 四五式軍衣 冬用

今回は明治45年(1912年)に日本陸軍が制定した四五式冬軍衣の複製品をご紹介します。
こちらは下士官兵(下士卒)用になります。


商品名:WW2 IJA Taisho 45 T45 Wool Tunic With EM Collar Tab
販売元:Hiki Shop(ウェブサイト
価格:100ドル





この複製品はHiki Shopで販売されている海外製です。
肩章は所有品を使っての後付ですが、襟章は付属しています。


背面です
最後の立襟式軍衣として制定された昭五式と見分ける点の一つとして、昭五式は背中に当たる部分の生地が縦に縫い目のある2枚生地なのに対し、四五式及び改四五式は1枚生地で作られています。
その他の詳細につきましては、それを扱ったサイトをご覧ください(丸投げ)。


それでは複製品を色々見ていきましょう。
まずは軍衣の裏です。
検定印は再現されていませんね。


内ポケットも再現されていないのかな、と思いましたがしっかり2つありました。
上が普通の物入れ、下が包帯入れです。


次は襟の部分です。
なお、こちらの複製品のサイズはXLです。


高さは約42mmですね。
うろ覚えですが、仕様書における改四五式と昭五式の襟の高さは42mmで、四五式は改四五式より襟が高いと聞いたことがあります。
その記憶が正しいなら、この複製品は改四五式と呼ぶ方が正しいかもしれません(あるいは改四五式の制定に合わせて改修したもの?)。
まあ、Hiki Shopの四五式は「同店の昭五式冬衣の背中生地を一枚にしただけ」という可能性もありますが…(ちなみに改四五式と昭五式は背中の生地構成以外は大きく変わっていないそうです)


襟を閉じた状態と兵科襟章の拡大です。
付属する複製兵科襟章は歩兵科とのことですが、この複製品は工兵科の色に近いそうです。
縫い付けは最初からされていますが、ちょっとズレてますね
写真ではちゃんと閉まっているように見えますが、実際はホックの取り付け位置が悪いのか、綺麗に閉じることはできません
(後述の着装写真でそれがわかります)

ちなみに立襟軍衣の購入はこれが初めてで、ホックを閉めるのに苦戦しています(笑)


こちらは肩章を取り付ける部分です。
私が所有する肩章が大きいのか、ループの横幅が狭いのかはわかりませんがループを通すのが少々窮屈です。
ほつれているのは肩章の脱着の影響です。


続いて胸ポケットです。


左胸のポケットの拡大です。


内装は白の布生地が使われています。


深さは約18cmありました。


剣吊りです。


ボタンを外して広げた状態です。


袖の部分です。
昭五式と見分ける特徴の1つ、緋線があります。
この緋線は冬用のみに取り付けられており、冬袴にも両腰部から縦に入っていました。
夏衣袴には元々緋線がなく、夏衣袴で緋線がついたものは在郷軍人用と言われています

なお、この緋線は大正11年(1922年)の改正で廃止され、改正前に製造された緋線の付く軍衣袴の多くは緋線を取り外した状態で引き続き使われました


生地の縫い合わせ部分にある緋線です。
緋線を取り外したものの多くは根元にわずかな緋線が残っていたり、緋線があった部分だけが微妙に色が異なっていたりします。
もし検定印が消えて製造年が判別できなくても、ここを見れば改正前に製造されたのか否かがわかる場合もあります。


袖はこんな感じです。


続きましてボタンです。
素材は金属製になります。
直径は正面の軍衣正面のボタン(写真)が約20mm、胸ポケットと剣吊りのボタンは15mmで実物の仕様書と同じサイズです。


ボタンの側面です…が、残念ながらうまく撮影できませんでした(爆)


ボタンの裏面です。


ボタンホールです(写真は胸ポケット)。
全部というわけではありませんが、ボタンホールの糸は少々ほつれやすいです。


着てみました。
襟が凄く歪んでますね(汗)
サイズは少々余裕を持って買ったつもりでしたが、思いのほかデカイです(爆)
まあ小さいよりはマシなので、「体に軍服を合わせるのではなく、軍服に体を合わせる」の精神で、うまく着こなせるように方法を考えましょう。
(でも太るのは勘弁です)





写真を交えた紹介はこれで以上になります(四五式冬袴はまだ持っていません)。
決してカメラのピントがなかなか合わす疲れたわけではありません

ウール生地は厚めで、安っぽい質感は感じられません。
ただ生地の色は、私が見てきた実物から判断した限りでは「濃い」という印象です。
ですが、この色は私の所有する「ふきや伝法院店製 複製 下士官兵用 四五式軍帽」の色となかなかいい感じに合います。

また四五式(及び改四五式)軍衣袴はWWII終戦まで使われていますので、私が主眼としているWWII時代でも主に大陸戦線での軍装に合わせることができます。
が、今年は第一次世界大戦の開戦から100年目なので、実は四五式軍衣袴で「青島の戦い」における日本兵軍装再現も企んでいます(といより元々後者が購入理由)。
しかし、考証にこだわると既存の装備のほとんどが使えないので、ほぼ確実に妥協の産物になるでしょう(爆)

以上で「Hiki Shop販売 海外製複製 下士官兵用 四五式軍衣 冬用」の紹介を終わります。  

2014年02月15日

【PCゲーム】メダル オブ オナー パシフィックアサルト シングルプレイ体験版【後半戦】


第四中隊本部、こちら、吉田です





某動画共有サイトでお馴染み(?)の「メダル オブ オナー パシフィックアサルト(Medal of Honor: Pacific Assault、MOHPA)」のシングルプレイ体験版は後半戦に突入します。

【PCゲーム】メダル オブ オナー パシフィックアサルト シングルプレイ体験版【前半戦】






日本軍からの攻撃を一通り撃退したコンリン達は一旦集合します。
味方の一人がトラックを動かそうとしていますがエンジンが掛かりません。


突然右にある建物の扉が開き、飛行兵姿の味方から「こっちに来てくれ」という要請を受けます。


その要請を受けて移動しようとすると敵機が落とした爆弾がトラックに直撃し爆発を起こしました。


急いで移動しましょう。


先に移動した味方の姿が見えました。


外に出ると飛行場に到着しました。
ここにも敵が現れtたらしく、味方パイロット達が拳銃を手に取って応戦しています。


空襲も激しく、飛行場にあるSBD ドーントレス急降下爆撃機も攻撃され撃破されてしまいます。


奥の丘の上から日章旗が見え、敵がこちらに向かってきました。


敵が丘を下る前に手榴弾を敵の進行方向へ投げ込みます。


上手いタイミングで爆発し、敵は飛行場へ展開する前に人数を大きく減らします。
そしてその戦闘の最中に味方パイロット達は爆撃機に乗り込み、離陸準備に取り掛かります。


味方機が離陸できるように、残っている敵も殲滅します。


飛行場に侵入してきた敵を撃退し、味方機が続々と滑走路へ向かっていくのを見守ります。


突然機銃掃射と共に最後尾の爆撃機が爆発してしまいました。


弾道の方向を見ると数機の零戦が低空で頭上を通り過ぎていきました。


その戦闘機を味方機が爆撃機にも関わらず果敢にも追跡していきます。


その光景を見ている内に味方が前進していましたので後を追いかけましょう。


再び日章旗が見えました。
どうやら滑走路にも敵が侵入したようです。


それに目線を取られている時に、右側にいた敵がこちらに突撃してきました。
味方機が機銃掃射で攻撃しますが、まったく怯まずにこちらへ向かってきます。


白兵戦に持ち込まれとやっかいなので、その前に撃退しましょう。


正面にいた敵部隊もこちらへ突撃してきました。


迎撃します。


しかしその弾幕を潜り抜けた一人の敵が味方に接近してきました。


が、その奮闘も虚しく白兵戦に持ち込む前に味方の銃弾で倒れました。
その後、今度は滑走路に辿り着いた味方機の離陸を援護せよという指示が出ました。
上空では敵機と味方機が激しい空戦を繰り広げています。


最後に倒した敵はまだ生きており、闘争心を失わず身体を引きずりながら動いていましたが、最終的には力尽きました。


有刺鉄線の近くでブローニング M2重機関銃を見つけましたので、これを使いましょう。


辿り着いて重機関銃を構えた時に体力が全回復したのは嬉しいですが、味方機がこっちに突っ込んできました。
これは死亡フラグ成立!?


そう思った瞬間、味方機は大きくバランスを崩して進行方向を変えます。
外れたプロペラが近くに飛んできました。


そしてそのまま脇に突っ込んで衝突してしまいました。


続々と滑走路で加速する味方機を敵機が攻撃してきます。
味方機を狙ってくる敵機を重機関銃で撃墜しましょう。


その最中に味方の1機がコントロールを失います。


その味方機は監視塔へ突っ込み爆発しました。


空戦はますます激化していきます。


引き続き味方機の離陸援護をします。


突如味方から「敵機が低空でお前を狙ってきている」という報告が入ったのでその方角を見てみると、こちらに機首を向けた敵機を発見しました。


撃たれると大ダメージを受けるので素早く撃墜……することはできず大ダメージを受けてしまいました。
100あった体力が62です。


今度は「上空から急降下で狙ってきている」という報告が来たので上を見ると、一直線に敵機が突っ込んできています。


とにかく撃ちまくりましょう。


さらに低空から敵機が狙ってきました。


対応が間に合わず、さらに大ダメージを受けてしまいました。
62あった体力が12となり危険な状態です。
衛生兵を呼んで回復することはできますが、そんな時間はありません


これ以上ダメージを受けると死んでしまうので、慎重かつ確実に撃墜していきましょう。


急降下で攻撃してくる敵機を発見、一心不乱に撃ち込みます。


堕ちろおおおおおおおお!!!


ぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!


!?


あべし!!!


何と敵機はそのままこっちに落ちてきました。
確実に死んだと思いましたが、奇跡的に無事でした


任務完了です。


シングルプレイ体験版はここで終わりました。


お疲れ様でした~。





MOHPAの製品版を実際にプレイしたのは発売から約6年後のことでした。
その6年の間に同じく日本軍が登場する日本未発売のFPS「Call of Duty: World at War(CoD:WaW)」をプレイしましたが、シングルプレイの感想としましてはCoD:WaWよりMOHPAの方が個人的によかったです。
(マルチプレイは中古で買った故にCDキーが無効で遊ぶことができませんでしたが、プレイヤー人口は既に過疎り果てていたようです)

最後にYouTubeで見つけたプレイ動画をご紹介します。


プレイ動画(YouTube

ちなみに日本兵が喋る日本語ですが、日本語版ではほとんどが新規で録音したものに差し替えられています
オリジナル(=海外版)の音声の完成度は総じて高いのですが、おそらく「好ましくない発言の自主規制」のための対処と思われます(一部を変更するぐらいなら全部変更してしまえ的な?)。
(確かPCゲーム「Vietcong」でも発売地域によって上記と似たような修正がされていたような気がします)

日本語版MOHRSでも日本語音声の多くが新規で録音したものに差し替えられていますが、タナカの日本語音声がオリジナルだと(声優の努力は認めますが)キャラ崩壊の如くヒドイ(といっても、こちらが本家ですが…)ので一部は差し替えて正解です。
日本語版MOHPAのファイル内にMOHPAのオリジナル音声のデータはありますが、英語音声・英語字幕にしても適応されないため、ファイルを改変する必要があります

以上、メダル オブ オナー パシフィックアサルト シングルプレイ体験版の後半戦でした。

【リンク】
MOHPA記事、体験版ダウンロード(4Gamer.net)
MOHPAレビュー(PCゲーム道場)
MOHRSのタナカのオリジナル音声がよくわかるシーン(YouTube)









おまけ画像

コンリン達に総攻撃を仕掛ける日本兵達。


ここまで来られたら絶望的です。


味方も全員ボコボコにされています。


表情もヤバイです。


近過ぎです。  
Posted by Y.A.S. at 20:11Comments(2)雑記

2014年02月14日

【PCゲーム】メダル オブ オナー パシフィックアサルト シングルプレイ体験版【前半戦】


今回はサバゲとまったく関係のないPCゲームのお話です。

ご紹介するのは、私が日本軍に興味を持つきっかけとなったFPSメダル オブ オナー ライジングサン(Medal of Honor: Rising Sun、MOHRS)」の次に発売された「メダル オブ オナー パシフィックアサルト(Medal of Honor: Pacific Assault、MOHPA)」のシングルプレイ体験版です。

MOHRSと共に日本での発売当時(日本語版は2004月11月25日に発売)は主にネット掲示板で「色々な論争」が繰り広げられましたが、第二次世界大戦系のFPSでは数少ない日本軍が登場するゲームです。
MOHPAはMOHRS同様アメリカ海兵隊歩兵の視点で、新兵訓練真珠湾攻撃マキン環礁奇襲ガダルカナル島の戦いタラワの戦い、と進んでいきます。

この体験版はその中の「ガダルカナル島の戦い」におけるヘンダーソン飛行場の戦闘の一つが収録されています。

それでは前置きはこれぐらいにして、早速プレイしていきましょう。


ナレーションが入ります。
多分意味はこんな感じです。



In 1942, flying over the island of Guadalcanal, the crew of a B17 reported the Japanese were constructing an airstrip to block the Allied path to Tokyo.
(1942年、ガダルカナル島上空を飛行するB17の乗組員は、日本軍が東京へ向かう連合軍のルートを遮断するために臨時滑走路を構築していると報告した)

The 1st Marine Division attacked and routed the resistance at the airfield - then awaited the supplies and reinforcements need to capture the rntire island.
They never arrived.
(第1海兵師団は飛行場を攻撃して敵の抵抗を徹底的に撃破し、その後島の全体を制圧するための援軍と補給を待った)
(しかそれらは到着しなかった)

Unsupplied and surrounded, the Marines battle for six months in the most horrific warfare man has ever known - against the unremitting onslaught of the Empire of Japan.
(補給も絶え包囲もされる中、海兵隊は大日本帝国からの絶え間ない猛襲を6ヵ月間受け、戦いを通じてその凄まじい恐ろしさを思い知った)

The Japanese called in Lunga Point.
The Marines called it Henderson Field.
It was the key to controlling the Pacific.
My name is Tommy Conlin and I was there.
(日本軍がルンガ岬と呼んだ場所)
(海兵隊がヘンダーソン飛行場と呼んだ場所)
(その場所は太平洋の主導権を握る鍵だった)
(自分の名前はトミー・コンリン、そしてその場所に自分はいた)





ちなみにMOHPAの主人公は「MOHシリーズで初めてセリフを喋った主人公」です。


AUGUST 28, 1942
HENDERSON FIELD, GUADALCANAL
SOLOMON ISLANDS, SOUTH PACIFIC
(1942年8月28日)
(ガダルカナル島、ヘンダーソン飛行場)
(南太平洋、ソロモン諸島)


「トミー、起きろ!」

テント内で爆睡している時にイキナリ大声で起こされたので目を開けてみると、上官がどアップでこちらを見ています。
どうやら日本軍の襲撃が来たようです。


さっさと来いと言い残して上官はテントから出ていきます。


トンプソンM1928A1を持って戦闘モード開始です。


白い星マークが出ているのが味方です。
ちなみにこの3人には「前進、後退、集結、援護射撃」の分隊命令を出せます(個別命令は不可)。
メダル オブ オナー ヨーロッパ強襲(Medal of Honor: European Assault、MOHEA)」でも味方分隊に命令を出せましたが、こちらは移動場所を指定するのみでそれ以外は何も命令できません。、


さあ攻撃してくる日本軍に反撃開始です。


正面の攻撃に集中している最中に敵の一部がこちらの右側面を取ってきました。


正面を殲滅後、回り込んできた残りの敵を攻撃します。


敵の全滅を確認し、前進します。


少し進むと突然敵が現れました。
トンプソンを連射して一気に攻撃を仕掛けます。


いつの間にか左側面にも敵が展開しています。


燃料の入ったドラム缶が被弾で引火し、周辺の敵を巻き込んで大爆発を起こします。


一気に兵力を失った敵の将校は軍刀を抜いて雄叫びと共に突撃を仕掛けてきました。


油断していたためどんどん距離を詰められます。


軍刀が目の前で光ります。


しかし斬られる前に何とか敵を倒せました。
MOHPAの日本兵は交戦距離が近くなる以外にも、劣勢になってくると銃剣や軍刀などで突撃してきて白兵戦を挑んできます
このタイミングは一部を除いて基本的にスクリプトで予め決められているわけではなく、敵AIがそう判断した時に発動するので実質ランダムです。
そのため、いつ突撃されるかが怖いです


さらに前進しましょう。


待ち構えていた敵部隊と遭遇しました。
この部隊は重機関銃を装備しており、激しい銃撃を仕掛けてきます。
しかし相手は固まって動いているので、Mk 2手榴弾を投げ込んでまとめて攻撃してみましょう。


ピンを抜き、距離と爆発時間を調整して投げ込みます。


敵の集団の中心で手榴弾が爆発し、敵は一気に数を減らします。


残った敵を攻撃です。


これで全員でしょうか。


そう思った矢先に背後から敵が接近中という報告が入ってきました。
近くにあった、敵がどこかで鹵獲してきたM1919A4重機関銃を急いで構えます。


大勢の敵が銃剣と軍刀で突撃してきました。
こちらも重機関銃を乱射して反撃します。


「射線を横切らないでください!」
まあ味方を撃ってもダメージは入らないのでいいのですが…。


「志村ー! 後ろー!」


「志村ー! 後ろー! 後ろー!」
射線を横切った味方に敵が集中攻撃を仕掛けています。
彼を助けるためこちらも重機関銃を撃ち込んで援護します。


しかし、援護も虚しく味方の頭上の星マークはビックリマークに変わり、負傷で動けなくなってしまいました
戦死したわけではありませんが、衛生兵による治療を受けるまでは戦闘も移動もできなくなります


敵がこっちに向かってきました。
数が多く、また素早いため重機関銃で対応しきれません…と思っている内に敵が側面を突破して視界から消えました。


すぐに重機関銃から離れて左を見ると敵が大声と共に銃床を振り回して攻撃してきています。


トンプソンを乱射して反撃します。
50発ドラムマガジンは心強いですね。


背後から不意打ちしてきた敵を殲滅し、ようやく一息つくことができました。





これでステージの大体半分となりますので、記事としてはこれで一度区切ります。

なお「10年も前に発売されたゲームを何故今頃記事にして紹介するのか」という点は気にしないでください。

以上、メダル オブ オナー パシフィックアサルト シングルプレイ体験版の前半戦でした。

【PCゲーム】メダル オブ オナー パシフィックアサルト シングルプレイ体験版【前半戦】  
Posted by Y.A.S. at 19:42Comments(0)雑記

2014年02月11日

複製 / レプリカ:WWIIドイツ陸軍 日本人義勇兵シールド

今回は第二次世界大戦におけるドイツ陸軍の日本人義勇兵が軍服に取り付けていたとされるシールドの複製品をご紹介します。




この2枚の写真は以前より正体不明のアジア人将校が写っているとしてネットに流れている写真です。
そのアジア人将校が右袖側面に付けているシールドが旭日旗ということから「日本人ドイツ兵」として伝わっています。

何からスキャンされた写真なのかも謎に包まれ、「1945年4月のベルリンで撮影された、在ドイツ日本大使館職員の軍服姿」などの憶測もありましたが、この写真の正体は2012年に出版された「枢軸同盟国 軍装写真集 ドイツ国防軍編(著:ゆめみ~あい別館)」にて撮影時期や場所など背景の一部が判明しました。

同書には旭日旗のシールドを鮮明に確認できる別写真が掲載されており、非常に興味深いものです(著者様いわく、海外でその写真が売っていたとのこと)。
あまり細々と書くと色々アレとなりますので「続きは本を読んでね!」となりますが、その写真を撮影した人が裏に書き残したメモに「日本人義勇兵がいるのは珍しい」という内容があることから、現地のドイツ兵は彼らのことを日本人義勇兵として認識していたのでしょう。

実際はどうだったのでしょうかね?
今後の研究の進展が楽しみです。







前置きが長くなりましたが、こちらがそのシールドの複製品です。

2012年12月に開催されたコミケ85で「枢軸同盟国 軍装写真集 ドイツ国防軍編」が販売された際は購入特典としてブース製のこの複製品がついていましたが、知るのが遅すぎました(知っていたとしても行けませんが)。
ならば資料として同書を買おう、と思い通販サイトを巡っても知るのが遅すぎましたので売り切れ再入荷未定でお手上げです。

ということでネットにあった断片的な情報を元に型紙を作り、経費削減のため母親に丸投げ依頼して製作してもらいました(改めましてありがとうございます)。
ちなみに総手縫いです。


カンプバタリオン!!製M43野戦服に縫い付けてみました。
正規の取り付け位置がわからなかったため、左袖に付けている伍長勤務上等兵シェブロンと同じ位置にしました。


取り付け位置の拡大です。

写真で残されている日本人義勇兵とされる人物は全員将校軍服を着ており、また小林源文氏の情報によると「全員訓練中の軍医」とのことなので上記写真の組み合わせが実在したのかは疑問点がつきますが、個人的にお気に入りなので取り付けています(笑)

なお製作したシールドですが、「枢軸同盟国 軍装写真集 ドイツ国防軍編」を読む機会があった際に掲載写真を確認して比較したところ、一番目立つ部分のデザインを間違えていることが判明しました(泣)

大体の形になればいい」という方向で型紙を作ったので細かいディティールの違いは気にしていませんでしたが、「旭日の "日の丸" が真ん中にある」という事実は痛恨のリサーチミスでした。

次回製作することがありましたら、忠実なデザインで製作したいですね。
(その時はお店でオーダーメイドを考えています)

以上で「複製:WWIIドイツ陸軍 日本人義勇兵シールド」の紹介を終わります。





…しかし、冒頭2枚の写真に写る日本人とされる人物は一体誰なのでしょうね。
ドイツに渡り、さらに将校軍服を着る程ですから、それなりの人(尉官以上で、さらにドイツ語にも精通?)とは思うのですが全然わかりません。  

2014年02月06日

アメリカ製 パンツァーファウスト60m 無可動複製品【突撃!隣のトイガン】


名称:パンツァーファウスト60m(Wikipedia
タイプ:無可動複製品
メーカー:不明(アメリカ製)
全長:約1045mm
重量:不明
発見日:2014年2月3日(日)
発見場所:京都府 コンバットゾーン京都(ウェブサイト

【注意】
本ページはウムラウトを含むドイツ語アルファベットを掲載していますので、お使いの環境によっては正しく表示されません。



WWIIイベント「第4回KANSAI WORLD WAR GAME」が雨天予報で延期となり、イベント難民と化した参加予定者の一部がコンバットゾーン京都の通常ゲームへ集結した際に、パンツァーファウスト60mを装備するドイツ兵を見つけました。

モスカートランチャー版パンツァーファウストなど実射ができるものもありますが、こちらのパンツァーファウストは発射機能のない無可動複製品です。
照準を立てる、発射トリガーを押すといったアクションはできます。


弾頭に貼り付けられている説明ラベルです。
書いている内容は多分こんな感じです。



Panzerfaust 60m
パンツァーファウスト60m

Vorsicht
危険)※発射時のバックファイアに対する注意

1. Kopf abnehmen.
1. 弾頭を外す
2. Kopf senkrecht halten, Zündladung einsetzen, dass das Papier-Abdeckblatt sichtbar ist.
2. 弾頭を垂直に保持し、紙のカバーが目視できる状態で点火装置を装填する
3. Zünder einsetzen m.d. Zündhütchen gegan das papier-Abdeckblatt.
3. 点火装置のキャップが紙のカバーに面している状態にして信管を差し込む)※「m.d.」は「mid dem」の略
4. Kopf wieder aufstecken.
4. 弾頭を戻す
5. Die Pappkappe am Rohrende bleibt beim Abschuss aufgesetzt.
5. 発射する場合は発射筒の端にある厚紙のカバーを残しておく)※写真のラベルでは赤文字が脱字した「Papkappe」と表記



【参考資料】
STEINER WW.II ドイツ軍 軍装品 武器類:Panzerfaust 60
Gi Joe:Dr 70008 "Wolfgang" / Panzerfaust 60


発射筒です。
こちらにも注意書きがありますね。



Vorsicht!
危険!
Starker Feuerstrahl!
強いバックファイア!



パンツァーファウストに限らず無反動砲の多くは使用の前に周りをよく確認しないとバックファイアで大きな事故に繋がります
後ろに人がいるのはもちろんのこと、室内や掩蔽壕などでの発射すると射手も非常に危険です


パンツァーファウスト射撃動画(YouTube

こうした小道具があると、より一層軍装に「」を加えることができますね。  

Posted by Y.A.S. at 19:46Comments(3)トイガントイガン本体

2014年02月01日

【違和感の塊】サバゲレポート in チーム「黒騎士中隊」様定例会(京都府):2014年1月11日

2014年1月11日(土)
京都府某所
チーム「黒騎士中隊」チームフィールド(チームブログ
アウトドアフィールド
参加人数:約12人





WWIIドイツ軍軍装を指定装備の一つにしているチーム「黒騎士中隊」様の2014年撃ち始め定例会に参加してきました。



ドイツ軍チームのゲームだからドイツ軍で行こう」という理由で今回は「ざ・ウエストフロント」に向けてコツコツ収集しているドイツ軍装備で参加したのですが、日本軍装備以外は滅多にしない(これまで日本軍しか所有していなかったため私服又は借り物)ため、周りから「違和感以外何も感じられない」とバッサリ言われました(泣)

組み合わせは以下の通りです。

ちなみにKar98kは撮影時に借りたものです。



【頭】
S&GRAF製:M42ヘルメット 又は 個人業者製:M34略帽初期型
S&GRAF製:トーク(B級品)

【上】
カンプバタリオン!!製:M43野戦服
カンプバタリオン!!製:陸軍兵下士官用共通兵科襟章
S&GRAF製:陸軍歩兵科兵用肩章
カンプバタリオン!!製:国家鷲章1944年型
カンプバタリオン!!製:伍長勤務上等兵シェブロン
自家製:日本人義勇兵シールド章
東ドイツ軍実物:官給ベルト
メーカー不明:官給ベルトバックル フィールドグレー
メーカー不明:重装サスペンダー
メーカー不明:Kar98k弾薬ポーチ
東ドイツ警察実物:雑嚢
S&GRAF製:Jフック

【下】
カンプバタリオン!!製:M37野戦ズボン
チェコスロバキア軍戦後実物:ズボン用サスペンダー
西ドイツ軍実物:レギンス
ステファノロッシ製:MID CUT SR03115 F12 S/SABBIA(代用編上靴)




今回の装備における一番のポイントは2012年に出版された「枢軸同盟国 軍装写真集 ドイツ国防軍編(著:ゆめみ~あい別館)」で掲載されて話題となった写真に写る「日本人義勇兵」のシールド章です。
存在自体は「1945年4月のベルリンで撮影されたとされる、在ドイツ日本大使館職員のドイツ陸軍将校服姿」と伝わる写真で前々から知っていましたが(後にこの写真の撮影時期と場所は通説と異なることが判明)、そのブーム(?)に乗って母親に丸投げして特注で作ってもらいました。

しかし、後日「軸同盟国 軍装写真集 ドイツ国防軍編」を実際に手に取って読む機会があった際に「デザインを間違えていることが判明した」のは秘密です。
日本人義勇兵についてはまだまだ謎が多い(そもそも写真の人物が本当に義勇兵なのか不明)ですが、「もし実在するならこんな感じだろう」とイメージして付けています。


偵察にやってきた中東某国民兵装備のK氏。


監視カメラにガッツリ撮られていてもおかまいなしです。



ベトナム戦争アメリカ軍装備のG氏。
持っている銃はA&K製電動ガンのM60ベトナムです。


どうやら大切な戦友を亡くしてしまったようです。


ヘルメットを交換すればドイツ軍版が完成です。
いつの間にかジャックブーツもお供えされています。


ということで私もやってみました。


基本教練に励む黒騎士中隊様所属のドイツ兵達。
陸軍と武装親衛隊がいますね


陸軍軍曹から指導を受けるSS二等兵。


軍曹の厳しい目が光ります(実際は和気あいあいとしています)。


解説と見本を行う陸軍兵(二等兵でしょうか)。
このように黒騎士中隊様は軍服や装備だけではなく、基本教練など当時軍が実際に行っていたことの再現にも取り組まれています。


先ほど指導を受けていたSS二等兵です。
発売時に日本中のドイツ兵が歓喜したタナカ製エアコキのKar98kを装備しています。


こちらの陸軍兵は発売時に世界中のドイツ兵が歓喜したS&T製電動ガンのMG42を装備しています。
しかし給弾ルートの破損によりゲームでは使用できませんでした。
(調整がうまくいかず、なかなか満足に動いてくれないそうです)


続きましてはゲーム中の写真を掲載します。
黒騎士中隊様が所有するチームフィールドは季節にもよりますが基本的に茂みが多く、空けているところは少ないです。
また、木の板で作ったバリケードや土嚢を積んで構築した陣地、塹壕などもあります。


周りを警戒しながら前進するG氏。
風景と装備がいい感じに組み合わさっていますね。
ゲームのルールではフルオートもOKですが、隠れられる場所が多いためボルトアクションライフルによる狙撃にも注意が必要です。


突如電動ガンのフルオート射撃が始まり身を隠そうとするG氏。
しかし、銃声とは裏腹に弾はまったく飛んできません。
何が起きているのでしょうか?

ということで偵察に行きましょう。


Weiter Schiessen!(撃ち続けろ!)

銃声が聞こえる方向に行くとG氏に向けてMG42を乱射するドイツ兵を見つけました。


しかし、このMG42は確か給弾ルートが壊れているため射撃不能だったはずですが…。
よく見たらドラムマガジンではなくダミーカートがついていますね…。


ホント 戦争は地獄だぜ! フゥハハハーハァー

さて、この賑やかなドイツ兵2名ですが、弾が出なくてもとにかくMG42を撃ちたかったという理由で空撃ちしていたのが真相でした。

そして完全に自分の世界に突入しているのか、G氏が近づいても関係なしに盛り上がっていました。










あれ、ゲームはどうなったんでしたっけ?











昼食で自作のパンをドイツ兵達にばら撒き買収を図るK氏。
いつもおいしいパンをありがとうございます。


東京マルイ製VSR-10を組み込んだKar98kです。
タナカがKar98k Airを出すまでは同じくタナカ製のプッシュコック式Kar98k(約30年前に発売)以外すべてライブカート式か、ライブカート式でなくても冬場に弱いガス式しかなく(G&G製のCO2式は「日本での所有はグレーゾーンなので買わない方がいい」というのが一般解釈)、ドイツ軍小銃兵にとっては辛い時期が長らく続きました。
そのため昔からAPS-2やVSR-10をそれらのKar98kに組み込むカスタムがあります(前者は「APS-98k」、後者は「VSR-98k」などとも呼ばれます)。
一番奥のKar98kはセーフティー部分も移植し(セーフティーとしては機能しません)、奥と真ん中のKar98kはレシーバーの弾薬クリップ挿入口を削って再現しています。


!?


何故かスポンジ刀が5本も揃ったため、急遽「野武士ルール」を導入したゲームを行うことになりました。
(写真では4人ですが、5人目は私です)

【野武士ルールとは?】
・野武士チーム(5人)と脱出チーム(残り)の二手に分かれる。
・脱出チームは5分以内に所定の場所に辿り着けば脱出成功で、復活はなし。
・脱出チームはフルオート禁止。
・野武士チームはスポンジ刀のみで5分間無限復活でひたすら脱出チームを襲い全滅させれば勝利。
・野武士チームはゲームスタート時のみ指定の範囲内で好きな場所からスタート可能、それ以外は脱出地点まで戻って復活。


自分がドイツ兵であることを完全に忘れている野武士五人集。

なお、このルールはカオス過ぎたため1回でボツになりました。
(脱出チーム側にいたG氏いわく、私の突撃は「本気過ぎて怖い」とのことでした)


ということでレポートは以上です。
参加された皆様、お疲れ様でした!