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Posted by ミリタリーブログ at

2014年03月15日

個人ガンスミスM様製 フルスクラッチ 一〇〇式機関短銃 前期型 電動ガン

今回は私が所有する電動ガン、百式機関短銃 一〇〇式機関短銃 前期型のご紹介です。


名称:一〇〇式機関短銃 前期型(Wikipedia
タイプ:電動ガン
メーカー:個人ガンスミスM様
全長:約870mm
重量:約2.6kg(マガジン、バッテリー無し状態)
使用バッテリー:ミニ
備考:AGM製 ステンMk II電動ガンを改造


右側面。


左側面。


一〇〇式機関短銃の電動ガンといえば、タナカ製モデルガンを外装ベースとするネモトガンワークス製、東京マルイ製MP7A1をベースにフルスクラッチ(前期型)したオバタヌキ製、東京マルイ製vz.61スコーピオンをベースにフルクラッチ(後期型)したモケイパドック(フェニックス)製、その他個人で製作しているものがありますが、私が所有する一〇〇式機関短銃は個人ガンスミスM様に依頼して2012年夏に完成したワンオフ品です。

タナカ製モデルガンを参考資料として送り、それを元にフルスクラッチで製作して頂きました。
モデルガンのパーツは一切使用していません。


ベースとなったのはAGM製ステンMk IIです。
元々横給弾の構造で、安価に入手できるのでベースにはもってこいです。


銃身周辺です。
バレルジャケットは塩ビパイプ、スリングスイベルは鉄製、それ以外はアルミ鋳造です。
着剣ラグはリアルサイズではないので実物銃剣及び複製品銃剣の着剣はできません。
放熱フィンは再現を省略していますので、ステンMk IIのアウターバレルのまままで。


フロントサイトです。
調整機能はありません。


マガジンハウジング周辺です。
ここはステンMk IIをそのまま使用していますので、全体の中で最もステンMk IIの面影が残っています。
そのため周りの寸法も実銃と変わっているので、バランスを取るため周辺の木製部分と銃身の寸法を実銃より少々大きくしています。
本来はマガジンを抜いてマガジンハウジングを回転しないとホップ調整のイモネジにアクセスできませんでしたが、イモネジの上に穴を開けてすぐ調整できるようにしています。
ホップが可変にならない問題は改善済みです。


レシーバー周辺です。
ステンMk IIのメカボを搭載する関係で、木製ストックは実銃より大きくなっています。
木製ストックはヒノキ、レシーバーは塩ビパイプ、ボルトハンドルはアルミ製で無可動です。


無可動ですが、実銃で分解用金具に当たる部分もあります。


リアサイトはアルミ鋳造の一体形成なので無可動ですが、特徴はしっかり捉えています。


照準を合わすとこんな感じになります。
思っていたより狙いやすいです。


トリガー周りです。
ベースのステンMk IIは構造上トリガーセーフティがありませんが、そのままだと一部のフィールドで持ち込み規制(セーフティへの持ち込み禁止、持ち込む際はバッテリーを外すなど)を受けたり、暴発など安全面の問題も出ますのでトリガーガードの右側にある突起を手前に引くことでトリガーセーフティがかかるようになっています
ちなみに実銃では奥に押すことでトリガーセーフティがかかりますが、構造の関係で逆になりました。


木製ストック後方です。
スリングスイベルに付けるスリングが欲しいですが、タナカ製の布スリングはとっくの昔に絶版で、あったとしてもプレミア価格です
でくの房様が革スリングを製造販売していたと思いますが、今も販売しているのでしょうか。


バットプレートはアルミ製です。


外すとバッテリーのコネクタがあります。
使用バッテリーはストック内のスペースの関係でミニバッテリーになります。
バーストコントロールユニットを入れるスペースがあるので、セミオート戦にも対応できます。


マガジンはステンMk IIのものをそのまま使用しますのでストレートマガジンですが、それ故にMP18(MP28)に間違えられることが多いです
後にバナナマガジンの開発が可能というお話を頂きましたので、将来的にはそちらへ更新する予定です。


トリガーの通電方法は「マイナス切り(プラス側は常に通電状態)」を廃止し、ガンスミスM様特製の通電システムを搭載しています。
これによりスパーク問題や感電の危険など、ここで起因する問題は解決しています。
写真のピントがズレまくってますね…。

また画像はありませんが、主要部品の固定にパテやホットボンドなどは使用せず、ネジを外していくことで簡単に分解できます
部品の交換も容易ですので、何かがあった際のメンテナンス性も大きいです





予算などの関係でデフォルメしている場所も色々ありますが、日本軍の秘密兵器(?)として、制圧射撃から乱射突撃まで様々な場面に対応できる逸品です。
WWIIイベントではなかなか使いにくい機種ですが、「日本軍の制式武器で弾が出る一〇〇式機関短銃」というのは大きいですね。

これにて紹介は以上です。