あの日本人ドイツ兵グループの1人の正体が "古森善五郎" 氏と判明
 東部戦線に従軍した唯一の日本人とされる軍医、古森善五郎氏とは?

 WWIIサバゲイベント「ヒスサバウエスト16」
 2017年3月18日・19日、和歌山県 バトルランド-1 にて開催予定

 WWII日ソ戦リエナクトイベント「Reenactment 満州1945」
 開催計画中!

2014年03月26日

無可動実銃 MP38(突撃!隣の無可動実銃)


名称:MP38(STEINER WW.II ドイツ軍 軍装品 武器類
タイプ:短機関銃
メーカー:エルマ(開発元)
全長:630mm(ストック折り畳み時) / 833mm(ストック展開時)
重量:4kg
発見日:2014年3月21日(金・祝)
発見場所:和歌山県 バトルランド-1(ウェブサイト




WWIIイベント「ざ・ウエストフロント」の1日目の夜にMP38の無可動実銃を見つけました。
持ち主様のご厚意で撮影したり触ったり構えたりと、色々堪能しました。
改めまして、ありがとうございます。

なお、以下の写真からは編集で明るくしています。


左側面です。
改良型のMP40と比較すると、色々相違点がありますね。


銃身部周辺です。


斜めから。


マガジン周辺とレシーバーの前半分です。
マガジンキャッチと、その上の形はMP40より凝った形状をしています。


トリガー周りとレシーバー後ろ半分です。
ちなみにボルトハンドルの形状は改良型だそうです。


こちらも斜めから。


ストックです。
ストックの固定は非常にガッチリしており、ガタは一切ありません。


またまた斜めから。
トイガンでは大なり小なりガタがありますので、実銃の持つ力を感じる部分のひとつです。


右側面も撮影してみました。


銃身部周辺です。


マガジン周辺とレシーバーの前半分です。


トリガー周りとレシーバー後ろ半分です。


私がMP38で最も特徴的と思う部分は、このレシーバー上の形状です。
一体何故このような面倒くさそうな形状にしたのかはわかりませんが、生産効率向上のため完成の2年後(=MP40)に省略されます。
画像のレシーバー左端には「MP.38」の刻印がありますね。


機関部はボルトが後退した状態で溶接されているため、排莢口からマガジンに入っているダミーカートを眺められます。


少々ズレていますがサイトを覗いた視点です。


MP38を構えてご満悦なK氏。
マガジンの固定もガタはほとんどありません。


ストックを畳んで構えるとこんな感じです。




写真をポンポン載せただけの記事になりましたが、無可動実銃を見るだけではなく、こうして触れるのは初めてでした。
持ち主様からどこのメーカーで作られたなど、この銃にまつわる話を色々聞きましたが、残念ながら忘れました(爆)

改めまして、貴重なコレクションを触れさせて頂きありがとうございます。
  

Posted by Y.A.S. at 19:43Comments(0)無可動実銃

2014年03月24日

実物:WWIIドイツ軍 M30ガスマスクコンテナ

今回はドイツ軍が1930年に採用したM30ガスマスク用の収納缶、ガスマスクコンテナの実物をご紹介します。


これはドイツ軍をしなくなった知人から受け継いだもので、当初はどこかの複製品だろうと思っていました。
しかし、メーカーが気になって調べたところ該当するメーカーがなく、本体を色々見ていく内に見慣れた形状でないこともわかりました。
戦後の西ドイツ軍か東ドイツ軍のものかとも思いましたが、イベントでドイツ軍に精通する方に確認をお願いした結果、1930年に採用されたガスマスクコンテナの実物と判明しました。
ただ実物はコンテナだけで、ストラップはオリジナルではなく類似品(西ドイツ軍のもの?)です。


正面です。
これはいわゆる「ショート缶」と呼ばれるタイプで、長さは約26cmです。
それにしても、相変わらずピントがズレていますね…。


反対側です。


蓋の開閉ラッチです。


左側面から見た開閉ラッチです。


開閉ラッチのつまみを上げるとロックが外れます。


ロックを外した状態です。
この構造は簡単に開閉ができる反面、ロックが外れやすいという欠点を持っていることから、1937年採用の新型ではストラップを引っ張るタイプの開閉ラッチになります。


蓋(及び底)の直径は約12cmです。


中は特に細工もなくシンプルです。
空っぽでは寂しいので、ガスマスクが手に入りましたら入れてみたいですね。
ちなみにK氏のガスマスクコンテナ(ロング缶の複製品)は物入れと化していますが、確かに便利です(笑)
当時も中身を捨てて物入れにしていた例があったそうですが、見つかった時は大変でしたでしょう…


蓋の裏にはガスマスクの予備レンズ入れがあります。


レンズ入れの蓋を開けた状態です。


また、赤で囲んだ部分には塗装の影響で非常に見にくいですが、刻印があります。
そこには「1934」の数字と、判別できない何かの刻印(「W」の上に「6」があるように見えます)が1つあります。
1934は製造年なので、このガスマスクコンテナは1934年製になります。


底です。


ここには手書きの数字とスタンプがあります。
「34」の数字は管理番号でしょうか?

その下にはヴァッフェンアムトのスタンプと判別できない文字スタンプがあります。
不明の文字スタンプは「○I.5(「○」は判別できない文字、「I」は「I」の大文字なのか「L」の小文字なのか「1」なのか不明)とあります。

さらにその下には「38」のスタンプがありますが、この数字はヴァイマル共和国軍(Reichswehr)時代に支給後、ドイツ国防軍(Wehrmacht)に改称後の1938年に再支給されたという意味と思われます。


次はコンテナを離れてショルダーストラップです。
このショルダーストラップはオリジナルではなく別の類似品が付けられています。
ドイツ軍に精通する方が所有する実物ストラップを触らせて頂いたのですが、生地が薄く、文字通り「ペラペラ」ですぐに切れてしまいそうなものでした。
この類似品のストラップは生地が厚く頑丈です。


類似ストラップについている長さ調整用の金具です。


ウエストベルトに引っ掛ける金具の付いたストラップもオリジナルではなく類似品です。


金具の正面です。


右側面です。


裏面です。



まさか実物とは思っていませんでしたので、今回の事実は大いに驚きました
ガスマスクコンテナ本体の塗装もオリジナルとのことでして、そう考えますとこの個体の状態はかなり良好だと思います。
ロング缶(M38)が採用されてからのショート缶は更新によって次第に一線部隊での数を減らしていきますが、終戦までロング缶と共に使用され続けました。
また、採用の古い旧型のガスマスクはコンテナと共に民間に払い下げられて使われるという例もあったそうです。

これにて「実物:WWIIドイツ軍 M30ガスマスクコンテナ」の紹介を終わります。  

2014年03月15日

個人ガンスミスM様製 フルスクラッチ 一〇〇式機関短銃 前期型 電動ガン

今回は私が所有する電動ガン、百式機関短銃 一〇〇式機関短銃 前期型のご紹介です。


名称:一〇〇式機関短銃 前期型(Wikipedia
タイプ:電動ガン
メーカー:個人ガンスミスM様
全長:約870mm
重量:約2.6kg(マガジン、バッテリー無し状態)
使用バッテリー:ミニ
備考:AGM製 ステンMk II電動ガンを改造


右側面。


左側面。


一〇〇式機関短銃の電動ガンといえば、タナカ製モデルガンを外装ベースとするネモトガンワークス製、東京マルイ製MP7A1をベースにフルスクラッチ(前期型)したオバタヌキ製、東京マルイ製vz.61スコーピオンをベースにフルクラッチ(後期型)したモケイパドック(フェニックス)製、その他個人で製作しているものがありますが、私が所有する一〇〇式機関短銃は個人ガンスミスM様に依頼して2012年夏に完成したワンオフ品です。

タナカ製モデルガンを参考資料として送り、それを元にフルスクラッチで製作して頂きました。
モデルガンのパーツは一切使用していません。


ベースとなったのはAGM製ステンMk IIです。
元々横給弾の構造で、安価に入手できるのでベースにはもってこいです。


銃身周辺です。
バレルジャケットは塩ビパイプ、スリングスイベルは鉄製、それ以外はアルミ鋳造です。
着剣ラグはリアルサイズではないので実物銃剣及び複製品銃剣の着剣はできません。
放熱フィンは再現を省略していますので、ステンMk IIのアウターバレルのまままで。


フロントサイトです。
調整機能はありません。


マガジンハウジング周辺です。
ここはステンMk IIをそのまま使用していますので、全体の中で最もステンMk IIの面影が残っています。
そのため周りの寸法も実銃と変わっているので、バランスを取るため周辺の木製部分と銃身の寸法を実銃より少々大きくしています。
本来はマガジンを抜いてマガジンハウジングを回転しないとホップ調整のイモネジにアクセスできませんでしたが、イモネジの上に穴を開けてすぐ調整できるようにしています。
ホップが可変にならない問題は改善済みです。


レシーバー周辺です。
ステンMk IIのメカボを搭載する関係で、木製ストックは実銃より大きくなっています。
木製ストックはヒノキ、レシーバーは塩ビパイプ、ボルトハンドルはアルミ製で無可動です。


無可動ですが、実銃で分解用金具に当たる部分もあります。


リアサイトはアルミ鋳造の一体形成なので無可動ですが、特徴はしっかり捉えています。


照準を合わすとこんな感じになります。
思っていたより狙いやすいです。


トリガー周りです。
ベースのステンMk IIは構造上トリガーセーフティがありませんが、そのままだと一部のフィールドで持ち込み規制(セーフティへの持ち込み禁止、持ち込む際はバッテリーを外すなど)を受けたり、暴発など安全面の問題も出ますのでトリガーガードの右側にある突起を手前に引くことでトリガーセーフティがかかるようになっています
ちなみに実銃では奥に押すことでトリガーセーフティがかかりますが、構造の関係で逆になりました。


木製ストック後方です。
スリングスイベルに付けるスリングが欲しいですが、タナカ製の布スリングはとっくの昔に絶版で、あったとしてもプレミア価格です
でくの房様が革スリングを製造販売していたと思いますが、今も販売しているのでしょうか。


バットプレートはアルミ製です。


外すとバッテリーのコネクタがあります。
使用バッテリーはストック内のスペースの関係でミニバッテリーになります。
バーストコントロールユニットを入れるスペースがあるので、セミオート戦にも対応できます。


マガジンはステンMk IIのものをそのまま使用しますのでストレートマガジンですが、それ故にMP18(MP28)に間違えられることが多いです
後にバナナマガジンの開発が可能というお話を頂きましたので、将来的にはそちらへ更新する予定です。


トリガーの通電方法は「マイナス切り(プラス側は常に通電状態)」を廃止し、ガンスミスM様特製の通電システムを搭載しています。
これによりスパーク問題や感電の危険など、ここで起因する問題は解決しています。
写真のピントがズレまくってますね…。

また画像はありませんが、主要部品の固定にパテやホットボンドなどは使用せず、ネジを外していくことで簡単に分解できます
部品の交換も容易ですので、何かがあった際のメンテナンス性も大きいです





予算などの関係でデフォルメしている場所も色々ありますが、日本軍の秘密兵器(?)として、制圧射撃から乱射突撃まで様々な場面に対応できる逸品です。
WWIIイベントではなかなか使いにくい機種ですが、「日本軍の制式武器で弾が出る一〇〇式機関短銃」というのは大きいですね。

これにて紹介は以上です。