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Posted by ミリタリーブログ at

2014年04月05日

個人ガンスミスM様製 フルスクラッチ PTRD-41 エアコッキングガン【突撃!隣のトイガン】


名称:PTRD-41 / PTRD-1941(Wikipedia
タイプ:エアコッキングガン(ボルトアクション式)
メーカー:個人ガンスミスM様
全長:約2,020mm
重量:不明(Ares製 PPSh-41 電動ガンより軽い)
発見日:2014年3月30日(日)
発見場所:京都府 チーム「黒騎士中隊」チームフィールド




この日開催されたWWIIイベント「独ソ戦!演習」でソ連軍に参戦した知人L氏がPTRD-41 対戦車ライフルを持ってきていました。
このPTRD-41は(旧)和室工房様製ではなく、私の一〇〇式機関短銃 前期型の電動ガンの製造元、個人ガンスミスM様製です。

(旧)和室工房様のPTRD-41は2012年頃に少数が生産・発売されましたが、それ以降は生産コストの関係で再生産・再販ができず、2014年4月現在も仮に行う場合はある程度の確実な受注数が取れることが絶対条件となっています。

L氏がPTRD-41に興味を持ったのは完売後のことで、「どうしても欲しい」というL氏の夢を叶えるべく個人ガンスミスM様が今回ご紹介するPTRD-41のエアガンを開発しました。


右側面です。
物干し竿のごとく非常に長いです。


左側面です。
この長さを写真に収めるのはなかなか大変です。
真横から撮れていないのは秘密です


ピンと来ない方もいるかもしれませんので、長さの参考写真です。
M4カービンやAK-47で例えると約2.3丁分M92Fで例えると約9.3丁分元横綱・曙太郎氏の現役時代の身長で例えるとPTRD-41は約1cm低いです。


銃口から二脚までの銃身です。
マズルブレーキはシンプルですね。


右前斜めから。
フロントサイトとリアサイトは左側にオフセットされています


キャリングハンドル周辺です。
キャリングハンドルの実用は一応可能ですが、強度の関係で過度な負荷は掛けられないとのことです。
バイポットはネジを緩めることで格納、取り外しができます。
レシーバー下部のでっぱりはマガジンを差し込む部分です。


トリガー周辺です。
前述のマガジン周辺同様、VSR-10をベースにしてPTRD-41を開発する際に大きな問題となった部分ですが、外観を大きく崩すことなく最小限のデフォルメで見事に造形されています
肩当てのクッション部分は使わなくなった鞄を改造して作ったそうです。


左後ろ斜めから。
頬当てのクッション部分も使わなくなった鞄が素材です。
ライブカート式ではないので、装填口はダミーです。
実銃では一発撃つごとにボルトが自動で後退(正常に後退する個体は少なかったそうです)しますが、こちらの機関部はVSR-10なので普通のボルトアクションライフルと同じ仕様です(つまり連射できます)。
ちなみに(旧)和室工房様のPTRD-41はライブカート式で、装填アクションと自動排莢システムを見事に再現しています



ここまで長いものになりますと持ち運びが大変ですが、二脚から先の銃身はワンタッチで外すことができ(インナーバレルは分割部より前までです)、写真のように二分割できます。
これでさらに二脚を外せば、少し大きめのガンケースに収まるサイズになります
銃身を外しておけば近接戦闘もできますね!





最後に性能ですが、中身はVSR-10なので、VSR-10譲りの高い性能を発揮します
史実におけるPTRD-41は他の対戦車ライフル同様、対人狙撃(主に戦車から身を出している戦車長)にも使用されていますので、フィールドで見かけた際は狙撃にご注意ください(笑)

実弾(14.5 x 114mm)をまともに食らった人の運命は…想像したくないですね(汗)