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Posted by ミリタリーブログ at

2014年05月06日

個人ガンスミスM様製 フルスクラッチ 一〇〇式機関短銃 特型 電動ガン【突撃!隣のトイガン】


名称:一〇〇式機関短銃 特型(Wikipedia
タイプ:電動ガン
メーカー:個人ガンスミスM様
全長:約870mm
重量:不明
発見日:2014年5月3日(土・祝)
発見場所:埼玉県 デザートストーム川越(ウェブサイト




WWII軍装サバゲ「PHS-4」で日本陸軍の義烈空挺隊装備をする知人O氏が百式機関短銃一〇〇式機関短銃海軍落下傘部隊向けモデル「特型」を所有していました。
この特型はCAW製のモデルガンではなく、個人ガンスミスM様が開発したフルスクラッチ電動ガンです。
メカボックスは東京マルイ製のマイクロメカボックスを使用し、チャンバーは個人ガンスミスM様が新たに設計、マガジンはMP5用が使用できます。
フルサイズメカボックスよりコンパクトなマイクロメカボックスを使用することで、木製ストックの形状をより実銃に近い形状にすることに成功しています

特型の特徴といえばストックの折り畳み機能と銃身の脱着機能ですが、個人業者M様はストックの折り畳み機能を再現、銃身の脱着機能も外見のみですがその特徴も再現しています。


銃身周辺です。
特型には前期型で搭載されたフラッシュハイダー(消炎制退器)がないため改修三型のような外観ですが、着剣装置の伸縮機能はなく前期型に準じます。
写真左側、銃身の付け根にあるツマミのようなものは銃身を脱着するための部分です。
電動ガンでこれを再現しようとするとインナーバレルの固定精度や気密などの問題が生じるため外観の再現のみですが、雰囲気はありますね。
ホップアップはチャンバー周りの上に空いている穴にあるイモネジを回して調整します。


ストックを折り畳む基部の右側面です。
蝶番が独特な雰囲気を醸し出しています。


左側面の撮影を忘れてしまいましたが、ストックを伸ばして固定する際は、写真でストック側に伸びている部分を銃左側にある突起に引っ掛けて蝶ネジを締めて固定します。
実銃では「この部分の強度に問題があったのでは?(同じ構造を持つ試製一〇〇式小銃と試製一式小銃は部品精度と共に改善できず試作で断念)」と言われていますが、この電動ガンでは十分実用に耐えられる完成度です。


機関部側のストック断面です。
個人ガンスミスM様の一〇〇式機関短銃はストック後部にバッテリーを入れる構造ですが、特型は折り畳みストックの機能と外観を損なわないためにバッテリーをレシーバー内に収める方法を採用しています。
サイズの小さいマイクロメカボックスを採用したことで実現できた構造ですね。

ちなみにリアサイトは可動します。




一〇〇式機関短銃の電動ガンを積極的に開発している個人ガンスミスM様ですが、折り畳みストックを再現した特型の完成を知った時はとても驚きました。
特に折り畳み機能が可動するのはCAW製モデルガン以来の感動です。
サバゲのゲームスタート時を「降下したところ」という設定にして、折り畳んだストックを伸ばす作業を終わらせてから前線に行く、といった遊び方もできますね。
ストックを折り畳んだ状態は荷物運びの際も便利そうです。