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Posted by ミリタリーブログ at

2014年10月03日

WWIIドイツ軍 ツェルトバーンの畳み方(巻き方)考察 外付け編(実演有)


今回のお題はドイツ軍のツェルトバーンを外付けする場合の畳み方(巻き方)についてです。
巻き方が何種類あるのかはわかりませんが、今回は参考資料をいくつか目を通し、それを基にした畳み方でいこうと思います。



【参考資料】
・STEINER WW.II ドイツ軍 軍装品 武器類(http://steiner.web.fc2.com) / 国防軍のツェルトバーン
・MP44.nl(http://www.mp44.nl/) / German Field Gerar / Tent (Zeltbahn) / methods of wearing
・TUTORIAL – HOW TO – COME FARE – COMMENT FAIRE – COMO HACER – WIE MACHEN(http://www.revgraph.com/tutorial-how-to-come-fare-comment-faire-como-hacer-wie-machen/tutorial-how-to-come-fare-comment-faire-como-hacer-wie-machen.htm) / HOW TO FOLD A ZELTBAHN
・30th Infantry Division(http://30thdiv.weebly.com/) / Folding your ZELTBAHN
・Zeltbahn.net - German and related camouflage(http://www.zeltbahn.net/) / Use and wear / Folding and carriage





(1)
解説で使用するのは海外製複製品(メーカー不明)のM31ツェルトバーンです。
まずツェルトバーンの真ん中にある開閉口が縦になるようにしながら全体を広げます。
一応表裏があるのですが、基準がよくわりませんでしたので解説では迷彩色が全体的に暗い方を上にします。

季節によって変えているのでしょうかね…?
ちなみに横幅は部屋ギリギリで何とか広げることができました(笑)


(2)
三角形の頂点を底辺側の縁の中央部に合うようにして畳み、逆三角形を作ります。


(3)
左右どちらからでもいいですが、ツェルトバーンの端を持って逆三角形側へ畳み、両方のアウトラインを合わせます。


(4)
反対側も同じように畳んで横長の長方形を作ります。


(5)
次も左右どちらからでもいいですが、縦のアウトラインを中央の縦ラインに合わせて畳みます。


(6)
反対側も同じく畳み、今度は縦長の長方形を作ります。


(7)
過程(5)~(6)と同じように、もう一度中央の縦ラインに合わせて畳みます。


(8)
反対側も畳みます。
この段階でツェルトバーンの横幅が決まります。
規定では横幅35cmだそうです


(9)
その次もどちらが先でもいいですが、横のアウトラインを長方形の中央に合うように畳みます。


(10)
反対側も同じように畳みます。


(11)
最後は鳩目から遠い方、写真を基準にすると上から下に向けて強めに巻くように3回畳めば完成です。
後は装具ベルトで締めたり、Aフレームに取り付けたりします。


横から見るとこんな感じです。





以上が参考資料を基にした畳み方ですが、実は参考資料にある解説は若干差異があります。
一次資料を読んでいないので何とも言えませんが、端と端を隙間なくしっかり揃えながらこの方法で畳むと既定の35cmに近い数字が出ました。


この写真は最初からスタートして3回畳み終わったところ(過程1~4)ですが、この写真では先に両サイドを中心線に合わせて畳み、それから上を畳んでいます。


私が行った方法との違いがわかりますでしょうか?

この方法で同じように隙間なく畳むと横幅が若干狭くなります。
参考資料によっては若干隙間を開けて畳んでおり、これが横幅の調整に繋がっていると思いますが、どちらが正確なのかはわかりません。

最後に畳み方の見本動画もご紹介します。


参考資料:Zeltbahn Fold And Roll Technique】(YouTube

この動画の方法は両端から先に畳んでいますね。
そしてこの方法は私の解説(9)以降と異なっており、一気に巻いています。


WWIIドイツ軍 ツェルトバーンの畳み方考察 外付け編」はこれで以上です。