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2015年01月06日

日本軍 実物 九〇式鉄帽 中田商店レストア(帽体のみ実物、残り複製品)


名称:九〇式鉄帽(Wikipedia
商品名:N-28 鉄兜
販売元:中田商店(http://www.nakatashoten.com/
定価:13,000円(税抜)




今回ご紹介するのは、台湾軍(中華民国軍)が使用していた九〇式鉄帽を中田商店が引き取り、台湾軍向けに改造された部分を直して各部をレストアした「帽体のみ実物、残り中田商店製複製」の九〇式鉄帽です・・・が、現在発売されているレストア鉄帽も台湾軍使用鉄帽がベースなのかはわかりません(汗)
ちなみに私が購入したのは2011年の3月頃です。

日本軍では当初ヘルメットのことを「鉄兜」という呼称でしたが、後に「鉄帽」と改称し、非鉄製のヘルメットを使用している現在の自衛隊に至るまでその呼称は継承されています。
第二次世界大戦後、武装解除や鹵獲で流出した九〇式鉄帽は内戦や独立戦争などで使用されたり、それ以外でも日本の警視庁が平成12年(2000年)頃まで使用していたと言われたり、一部の都道府県警察では未だに予備品で保管していると言われたりなど、非常に息の長いものです。
オークションや骨董市などでもたまに戦後警察仕様を見ますね。



それでは前置きはこれぐらいにして、詳細を見ていきましょう。






正面から見た帽体です。
材料は「クロムモリブデン鋼」というものを使用しており、採用した理由はWikipedia曰く「硬質ゆえに銃弾や破片の着弾時にあえて割れやすく衝撃を吸収することで着用者の頭部を保護する」とのことです。
ちなみに磁石はつきません。


星章がついていますので、これは陸軍版になります(星章は複製品です)。
塗装がペンキを無造作に塗りたくった感じになっていますが、届いた時点からこの状態です。
このレストア品はとても昔から発売されていますが、元々は丁寧に再塗装されていたそうです

どうしてこうなった。

いずれは綺麗に再塗装したいものです。
ちなみに、レストア前に施されていた塗装を落とさずに上からペンキ塗装した個体もあるらしく、その個体のペンキ塗装を落としたら謎の漢字が出てきた、という話もあるそうです。
私の鉄帽には何か書かれているのでしょうか。


時計回りにぐるっと回していきます。
左側面です。


背面です。


右側面です。


側面で見えるリベットは鉄帽のインナー(中帽)の固定で使用しています。
このリベットも複製品です。


上面です。
楕円に見えますね。
この写真では見にくいですが、通気口の穴が4つ空いています。


通気口部分の拡大です。
九〇式鉄帽と似た外観を持つ防空鉄帽と見分けるポイントの1つです。
しかし、このレストア鉄帽は当初ペンキで通気口が塞がっていましたので、自分で貫通させました。

どうしてこうなった。


ひっくり返してみましょう。
中帽もすべて複製品です。
実物では裏に帽体のサイズが書いてあるのですが、中田商店製では省略されています。
ちなみにサイズは大号です。


リベット留めをしている部分を裏から見たところです。


同じく星章固定部分を裏から見たところです。


両側面にある、顎紐を通す金具です。


後頭部の金具部分です。
両側面と異なり、金具の部分で結んでいます。
こうすることで、両端に伸びる顎紐の長さがズレなくなります。


帽体と中帽の間に挟まるのがこのクッション、別名「座布団」です。
中帽の複製品はいくつかありますが、この部分の出来が悪いものは頭に負担が掛かり、衝撃を受けたりすると痛いです
個体によっては「昭 18年」で始まる捺印があるのですが、私の個体にはありませんでした(中田商店製を示す捺印もありませんでした)。
ちなみに、日本軍では基本的に略帽の上から被りますので、実質二重の中帽となります。


最後に顎紐です。
複製品によっては「顎紐の長さが短くて兜結びができない」という報告があり、特に中田商店製の鉄帽完全複製品(帽体も複製品)が顕著ですが、現在も短いのかはわかりません(2012年頃までは「短かった」という話を聞いています)。


表面はこんな感じです。


顎紐の末端ではバラバラにならないように手前が縫い付けています。
実物においての処置は写真の方法以外にも複数あり、おそらく製造場所や年代による差だと思われます。





サバゲなどで鉄帽を使用する場合、シューティンググラスならまず問題ありませんが、ゴーグルの場合は形状の相性が悪いと鉄帽と干渉してしまい、鉄帽をちゃんと被れなくなるケースがあります
例えば東京マルイ製のフルフェイスゴーグルは完全に干渉します。
私はシューティンググラスOKのフィールドの場合、「東京マルイ製 プロゴーグル」と「ライラクス製 GARUDA メッシュフェイスガード」を組み合わせて使用しています。

ちなみに、これを被っている状態で太い木に不注意で頭から突っ込んだことがありますが、本人も含めて無事でした(笑)
知人のケースですが「足を滑らせて崖からすべり落ちた際に鉄帽で頭を守られた」というのも目撃しましたので、サバゲにおいても安全第一で被っておいて損はないと思います
重さについてもその内慣れます(個人差有)


鉄帽にはオプションパーツで「偽装網」と「鉄帽覆」がありますが、これらは別の記事でご紹介しようと思います。

日本軍 実物 九〇式鉄帽 中田商店レストア(帽体のみ実物)」はこれで以上です。