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2015年01月16日

WWIIドイツ軍 ガスシート(ガスケープ)ケースの装着方法考察 その3(実演有)


今回はガスシート(ガスケープ)ケースの装着方法考察の第3回です。



【過去記事】
WWIIドイツ軍 ガスシート(ガスケープ)ケースの装着方法考察
WWIIドイツ軍 ガスシート(ガスケープ)ケースの装着方法考察 その2(実演有)



トップの画像は2014年12月13日から14日に掛けて和歌山県・バトルランド-1で行われた独ソ戦イベント「ざ・オストフロント」のオフィシャル写真から1枚拝借しトリミングしたものです。
ガスマスクコンテナにガスシートケースが付いているので一見例の違反縛着のように見えますが、よく見ると装具ベルトが使用されていません。
一体どうなっているのか、疑問に思われる方もいらっしゃると思いますが、この装着方法が1942年12月11日に通達された「HM.42, Nr.1100」で改正された装着方法です。
2年前の1940年3月18日通達の「HM.40, Nr.381」に続く、2回目の改正です。


1940年改正の装着方法はケース裏のループの内、上段のみストラップを2回巻きつけるズレ対策が採用されていますが、依然現場からは不評が続いており、装具ベルトを使用してガスマスクコンテナにケースを縛着する規定違反が続きました

縛着するのをやめろ!」という命令が何回発令されたのかはわかりませんが、1942年の改正は規定する側が現場の声に折れ、「装具ベルトを使用せずにコンテナへ取り付ける方法」を考え出して再改正を通達したように思えます。


ということで本題ですが、その装着方法とはどのようなものだったのでしょうか。
装着済み状態の写真ではよくわかりませんでしたが、「HM.42, Nr.1100」に記載された実際の内容を確認できる機会がありましたので、それを基に再現してみようと思います。

再現においては前回同様、京都府のWWIIドイツ陸軍歩兵チーム「黒騎士中隊」様の全面協力の基で行いました・・・と言うと大げさ極まりないですが、ガスシートケースを所有しているメンバーさんに協力をお願いしました。

再現にご協力頂き、ありがとうございます。






ということで黒騎士中隊様から頂いた実演写真を基に進めていきます。
まずはガスマスクコンテナのストラップを一旦完全に外し、上記写真のように通します。
解説で使用するストラップには革タブがついていますが、ついていない個体はそのまま通してOKです。
解説は革タブ有りを前提にして進めます。


革タブを使用して右ループにストラップを通す場合の通し方を解説します。
まずは革タブを写真のように通します。


両端の穴にストラップを通します。


先ほど通した穴のすぐ下にある穴にストラップを通します。


ストラップを下に引っ張って完成です。


これで写真と同じ状態になります。


ガスシートケースのループにストラップを通します。
ケースの向きはコンテナの蓋がある方向を上にします。


下のループの通し方はこんな感じです。
次から細かく解説していきます。


革タブを用意します。


写真のように、上下で2回ずつ穴に通します。


コンテナのループに通します。
ウエストベルトに引っ掛ける金具がついたストラップも同じくループに通します。
金具がついたストラップの位置は一番内側にします。


鋲を通す穴を揃え、三重で通して固定します。
写真の状態では二重で、さらに指で差しているところの近くにある穴にも鋲を通します。
複製品の場合、ストラップの生地が分厚いと鋲を通すのに苦労するかもしれません。
写真の複製ストラップは通せなかったため、G3用スリングで使用されているよく似た鋲で代用しています。


これで通し終わりました。


このままでは緩いですので、上部ストラップの位置を調整してストラップをしっかり伸ばします。


これで完成です。





1942年改正の装着方法により、ガスシートケースが直接的に邪魔になることはなくなりましたが、当時の写真でこの装着方法を見つけるのはなかなか困難で、この記事を掲載した時点で明確に判別できる写真を私はまだ見たことがありません。
ほとんどガスマスクコンテナに縛着しています。

STEINER氏の解説には「ループの強度の問題があったせいか、戦場写真でこの装着法を守っている写真をはっきり 確認する事は難しい」と記載されています。
確かにガスマスクコンテナが振れる度にガスシートケースも揺れますし、胸元につけるより大きな振動を受けるでしょうから、振動でループの縫い糸が切れたり摩耗でループそのものが切れたりなどが懸念されます


【元写真:YouTube動画「HD Historic Stock Footage WWII GERMAN BLITZ BATTLE OF THE BULGE」のキャプチャー】YouTube

バルジの戦いで移動中のドイツ軍を映した映像の中で、胸元にガスシートケースを装着する兵士が複数確認できます。
もしかしたら、強度を気にして胸元に装着しているのかもしれません。

その点、装具ベルトの強度は確かなものですので、上官から禁止されない限りそれを使用して縛着する方が信頼性は高いと思います。





という感じで、1942年改正のガスシートケース装着方法の説明は以上になるのですが、1つ気になることがあります。

軍服の上から装着するサスペンダーは規定上肩章の下から通すことになっていますが、当時の戦場写真を見ると規定を守っている姿は少数派です。
これをガスシートケースに置き換えると、規定では胸元、後に装具ベルト無しでガスシートに装着することになっていますが、当時の戦場写真を見ると、特に戦争後期になると装具ベルトでガスマスクコンテナに縛着するケースが増え、1942年改正の装着方法に至っては写真確認が難しいです。


【写真元:海外フォーラムで拾ってきた写真。1935年撮影】

ですが、サスペンダーの場合、規定違反の着装では不都合がある場面においては基本的に全員規定通りサスペンダーを肩章の下から通しています
これをガスシートケースに置き換えた場合、一体どうなっていたのかが気になります

サスペンダーのことを考えるとガスシートケースも規定通りに守っていたと思いますが、背面を写した写真はなかなかありませんので確認は難しいです
また、「ガスシートが支給されていない部隊の整列写真」と思っていたものが、実は「1942年改正の装着方法をしているため、隠れて写っていない」というのもありそうです。




最後に、1942年改正の装着方法を見て思ったことを記します。






【しっかり守っている状態】


【そのまま上から装具ベルトを縛った違反状態】


【注意されそうになったら装具ベルトだけ外して守っている状態へ】


【状況が変わったら再度装具ベルトで縛り違反状態へ】





切り替えが非常に簡単です。
もしかしたら、ガスマスクコンテナに縛着している当時の写真の中にこのパターンがあるのかもしれませんね。

改めまして、実験にご協力頂き、ありがとうございます。

WWIIドイツ軍 ガスシート(ガスケープ)ケースの装着方法考察 その3(実演有)」はこれで以上です。  

2015年01月15日

WWIIドイツ軍 ガスシート(ガスケープ)ケースの装着方法考察 その2(実演有)


今回はガスシートの装着に関する話題の第2弾です。



【前回記事】
WWIIドイツ軍 ガスシートケースの装着方法考察



前回の記事でも述べているように、ガスシートケースの装着方法は2回改正されています。
その理由は「ちゃんとした位置にしても動くとすぐズレるし、とにかく邪魔!」と伝わっています。
確かに当時の写真を見ると「これは邪魔かも・・・」という印象を受けますし、散々禁止命令が通達されたにも関わらず現場で無視された「ガスシートケースをガスマスクコンテナに縛着」もそれを物語っているように感じます。

ですが、それで今回のテーマを終わらせるには物足りませんので、こんなことをしてみました。










「本当にガスシートケースはズレるのか、そして邪魔なのか実験してみた」










今回の実験は度々お世話になっている京都府のWWIIドイツ陸軍歩兵チーム「黒騎士中隊」様の全面協力の基で行いました・・・と言うと大げさ極まりないですが、ガスシートケースを所有しているメンバーさんに実験をお願いしました。

実験にご協力頂き、ありがとうございます。





【実験内容】
まずは最初の制定時の装着方法でサバゲに1ゲーム参加し、参加前と参加後のケース位置を比較。
次に改正時の装着方法で再度サバゲに1ゲーム参加し、同じく比較。
最後に両方の差を比較し、改正の効果があったのかを考証。





それでは早速実験の経過を見ていきましょう。






まずは最初の制定時の装着方法です。
ガスシートケース裏面にある2ヶ所のループにガスマスクコンテナのストラップを通しています。
この状態で1ゲーム遊んで頂きます。
ちなみにケースの中身はガスシートではなくタオルです。


ゲーム終了でセーフティーに帰ってきた時の状態です。
ガスシートケースは見事に残念な位置へ移動しています。
被験者からの感想は「気がついたらケースがこの位置になっていた」でした。


【元写真:海外フォーラムから拾った写真】

この写真と同じ状態ですね。


次は1940年3月18日に「HM.40, Nr.381」で通達された新しい装着方法です。


通達によると、上のループにはストラップを2回通し、ループに巻きつけることになっています。
前回の記事では両方のループに施すと記載していましたが、間違いでした。

この状態でもう1ゲーム遊んで頂きます。


ゲーム終了でセーフティーに帰ってきた時の状態です。
若干下にズレていますが、ゲーム前の位置近くをキープしていますね
被験者からの感想は「匍匐をしてもケースがズレることはなかったが、とても邪魔だった」でした。





【実験結果】
それぞれ1回ずつの実験でしたが、1940年改正の装着方法は「最初の装着方法よりはズレにくい」というのがわかりました。
そして、感想にもあるように「匍匐時は邪魔」というのもわかりました。
走る→伏せる→必要に応じて匍匐前進→立つ→走る」という戦いにおいては確かに問題のある位置だと思います。

また、匍匐前進をする場合、ガスシートケースは上から体重を掛けられた状態で地面と擦れると思いますので、それによるケースや中のシートの痛みも懸念されます。
通常布製とゴム引き製の複製品を触れた感触では「何度も繰り返すと、そう遠くない未来の内に痛みそう」という印象でしたが、実物はどうだったのでしょうか?


ドイツ軍における毒ガス攻撃時の対処はガスマスクを装着し、さらにガスシートで身体を覆い皮膚に付着するのを回避するというコトになっていますので、即応性を考えますと胸元にガスシートケースを置くのがベストとは思います
しかし、実際のところ毒ガス攻撃に対するガスシートの有効性はどうだったのでしょうか。
ガスシート(とケース)は戦争後期になると支給されないことも少なくなかった、という話も聞きます。

即応性を捨ててガスマスクコンテナに縛着する兵士が多数にのぼった背景には、邪魔という以外にもガスシートの有効性に疑問があったのかもしれません。
また、Wikipedia記載の「化学兵器」曰く「ジュネーヴ議定書違反となることを避けたほかに、防護装備の充実した正規軍同士の戦闘で効果が薄く、報復攻撃を受けることを恐れていたためでもある」ともありますので、そういう観点から「使うことはないだろう」という意識が広かったのかもしれません。
(ちなみにガスマスクを捨てたという従軍兵士の証言もあります)

ちなみにガスシートは戦後の再軍備時も同型品を生産、配備をしていたそうです(東西どちらかはわかりません)が、ケースも同型品だったのでしょうかね?
もしも同型品の場合、ケースの装着方法をどうしていたのかが気になります。





【参考資料】
・Wikipedia「化学兵器」(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%96%E5%AD%A6%E5%85%B5%E5%99%A8



今回の実験は単に「ズレやすいか否か」程度のことしか考えていませんでしたが、実験を終えると想定していなかった発見や考えなどが生まれました
こういう検証も面白いかもしれませんね。

改めまして、実験にご協力頂き、ありがとうございます。



WWIIドイツ軍 ガスシート(ガスケープ)ケースの装着方法考察 その2(実演有)」はこれで以上です。  

2015年01月07日

サバゲでも使用できる簡易フィンランド語集


サバゲでとっさに叫ぶと高確率で周りから「おまえは何を言っているんだ」と思われる簡単なフィンランド語集です。

日本語や英語やドイツ語ロシア語で叫ぶのがありならフィンランド語もアリじゃないか」ということで少し作ってみました。
もしこれらのセリフに反応する方がいれば、きっとイイお友達になれると思います(笑)
ゲームのボイスチャットでフィンランド語圏の方と会話する際の意思疎通などにもご利用できます。

カタカナ発音は「それっぽい感じでカタカナにしたもの」ですので、そのまま言うと通じない場合があります
と言うより、自信がないのでアテにしないでください(爆)

※2016年2月26日追記:
劇場版ガールズ&パンツァーの影響なのか、このページのアクセス数が一気に伸びていましたので語録を少し加筆しました。
アクセス先のログ見たら「Yahoo!知恵袋」にも回答ソースとしてURLが転載されてますね。

転載された「Yahoo!知恵袋」のページ

ここに載っていないから知らない(要約)」という言葉までありますが…見ての通りここはガルパン云々関係無しのページです(検索ワードを加えながら)。






【目次】
返事関連
移動関連
敵兵発見関連
危険喚起関連
射撃・攻撃関連
その他






< 返事関連 >

【Joo】
発音:ヨー
意味:はい
解説:フィンランド語の「はい」(と「いいえ」)は人称によって変化しますが、「Joo」は大体の会話で使用できると思います。ちなみに「Kyllä(キュッラェ)」は「はい、そうです」と、ハッキリ肯定するというニュアンスが強いです。
例文:"Mitä sinä juot?" "Joo, Haluan juoda kahvia."(”君も何か飲む?” "ああ、コーヒーが飲みたいね")

【Selvä】
発音:セルヴァェ
意味:了解
解説:命令に対する「はい」はコレの方がシックリ来るかもしれません。
例文:"uolustakaa viimeiseen mieheen!" "Selvä!"("我々の陣地を守れ!" "了解!")

【Ei】
発音:エイ
意味:いいえ
解説:「はい」と同様、人称によって言い方が変わりますが、とりあえずコレを言えば大丈夫かと思います。「Ei käy(エイ・カェイ)」と言うと「無理」「不可能」「駄目だ」といった、より否定的な言い方になります。
例文:"Vihollisen sukellusvene havaittu!" "Ei käy!"("敵の潜水艦を発見!" "駄目だ!")

【Kiitos】
発音:キートス
意味:ありがとう
解説:あざっす!
例文:"Mites menee?" "Kiitos hyvin."("元気かい?" "ありがとう、元気だよ")

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< 移動関連 >

【Liikkuu】
発音:リーックー
意味:移動しろ / 行け
解説:さあ進むのです!
例文:Liikkuu, Liikkuu!(行け行け!)

【Liikettä】
発音:リーケッタェ
意味:動け / 前進しろ
解説:英語では「Move」が近いでしょうか。
例文:Liikettä, Liikettä!(動け動け!)

【Äkkiä】
発音:アェッキアェ
意味:急げ
解説:解説:他と組み合わせると急いでいる感じが一層でます。
例文:Äkkiä! Liikkuu!(急げ! 行け!)

【Perääntykää】
発音:ペラェーンティカェー
意味:後退しろ
解説:警告する、お前は戦いから逃げようとしている。逃亡者は銃殺される。
例文:Perääntykää! Äkkiä!(後退しろ! 急げ!)

【Odota】
発音:オドタ
意味:止まれ / 待て
解説:ハンカチ落としましたよ。
例文:Odota, vihollisen.(止まれ、敵だ)

【Tulukee perässä】
発音:トゥルケー・ペラェッサェ
意味:ついて来い
解説:よかったのか、ホイホイついてきて。
例文:Tulukee perässä, Suojatkaa.(ついて来い、援護してくれ)

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< 敵兵発見関連 >

【Vihollisen】
発音:ヴィホッリセン
意味:敵だ
解説:後半の単語を変更すると様々な「敵の~~~」を表現でき、さらに最後に「havaittu(ハヴァイッツ)」を加えると「敵の~~~を発見」になります。
例文1:Vihollisen panssari!(敵の戦車だ!)
例文2:"Vihollisen sukellusvene havaittu!" "Ei käy!"("敵の潜水艦を発見!" "駄目だ!")

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< 危険喚起関連 >

【Varokaa】
発音:ヴァロカー
意味:気をつけろ
解説:英語の「Attention」に相当するのかはわかりません。
例文:Vihollisen! Varokaa!(敵だ! 気をつけろ!)

【Perääntykää】
発音:ペラェーンティカェー
意味:隠れろ
解説:見つからないように・・・。
例文:Vihollisen panssari! Perääntykää!(敵の戦車だ! 隠れろ!)

【Maahan】
発音:マーハン
意味:伏せろ
解説:危ない時は伏せましょう。
例文:Maahan! Vihollisen!(伏せろ! 敵だ!)

【Seiso】
発音:セイソ
意味:立て
解説:危険は過ぎました。
例文:Seiso! Liikkuu!(立て! 移動しろ!)

【Ampu tulee】
発音:アンプ・トゥレー
意味:爆発するぞ
解説:リア充が爆発するぞー!
例文:Perääntykää! Ampu tulee!(隠れろ! 爆発するぞ!)

【Räjähtää】
発音:ラェヤェハッタェー
意味:爆発するぞ
解説:リア充が爆発するぞー!(2回目)
例文:Räjähtää! Kranaatti!(爆発するぞ! 手榴弾だ!)

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< 射撃・攻撃関連 >

【Tulta】
発音:トゥータ
意味:撃て
解説:奴さん射的の的になりたいようです!
例文:Vihollisen! Tulta!(敵だ! 撃て!)

【Elekee ampuko】
発音:エレケー・アムプコ
意味:撃ち方やめ
解説:あいよー。
解説:Elekee ampuko! Elekee ampuko!(撃ち方やめ! 撃ち方やめ!)

【Tuli seis】
発音:トゥーリ・セイス
意味:撃ち方やめ
解説:別バージョンです。
解説:Tuli seis!(撃ち方やめ!)

【Älä ammu】
発音:アェラェ・アンム
意味:撃つな
解説:「味方を撃ってどうする!」という感じのキツイ言い方・・・ですかね、多分。
例文:Urpo! Älä ammu!!(馬鹿野郎! 撃つな!!)

【Hyökätkää】
発音:ヒョェカェトカェー
意味:攻めろ
解説:やっちまいましょう。
例文:Hyökätkää! Liikkuu!(攻めろ! 進め!)

【Puolustakaa】
発音:プオルスタカー
意味:守れ
解説:かかってこいやー!
例文:Puolustakaa! Puolustakaa!(守れ! 守るんだ!)

【Pitäkää asemat】
発音:ピタェカェー・アセマト
意味:この位置を保て
解説:今いる場所を維持しましょう。
例文:Pitäkää asemat! Puolustakaa!(この位置を保て! 守るんだ!)

【Suojatkaa】
発音:スオヤツカー
意味:援護してくれ
解説:突っ込む時も、助けて欲しい時も、色々な場面で使用できます。
例文:Suojatkaa! Tulta!(援護を頼む! 撃て!)

【Kranaatti】
発音:クラナーッティ
意味:手榴弾
解説:「敵の手榴弾だ」という感じでも使用できます。
例文:Varokaa! Kranaatti!(気をつけろ! 手榴弾だ!)

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< その他 >

【Urpo】
発音:ウルポ
意味:馬鹿野郎
解説:お馬鹿さぁん。
例文:Urpo! Maahan!(馬鹿野郎! 伏せろ!)

【Perkele】
発音:ペルケレ
意味:悪魔め / しまった / チクショウ
解説:嫌な状況になった時にでも。
例文:Perkele! Vihollisen!(チクショウめ! 敵だ!)

【Hakkaa päälle, Pohjan poika】
発音:ハッカー・パェーッレー、ポイヤン・ポイカ
意味:叩き潰せ、北の息子達よ
解説:三十年戦争(1618年~1648年)におけるスウェーデン軍のフィンランド人兵士がよく叫んだという記録があり、それを由来とする「ハッカペリター」という言葉は当時の勇猛なフィンランド人兵士を示すという、言葉の意味としては乱暴ですが歴史的に深い言葉となっています。「北の息子」はフィンランド人を示します。
例文:Liikkuu, Liikkuu! Hakkaa päälle, Pohjan poika!(行け行け! 奴らを叩き潰せ、北の息子達よ!)

【Pudota aseesi】
発音:プドタ・アセーシ
意味:武器を捨てろ
解説:相手を降伏させる時に言ってみましょう。
例文:Toistan, pudota aseesi!(もう一度言うぞ、武器を捨てろ!)

【Lääkintämies】
発音:ラェーキンタェミエス
意味:衛生兵
解説:サカタハルミジャン!
例文:Loukkaantuneet! Lääkintämies!(負傷した! 衛生兵!)

【Apua】
発音:アプア
意味:助けてくれ
解説:連呼すると切羽詰ってきます。
例文:Apua! Apua!(助けて! 助けてくれ!)

【Ole kiltti】
発音:オレ・キルッティー
意味:お願いだ / 頼む
解説:これも連呼すると切羽詰ってきます。
例文:Apua! Ole kiltti! Ole kiltti!(助けて! お願い! 頼むよ!)

【Tarvitaan】
発音:タルヴィターン
意味:~が必要だ / ~を要請する
解説:「Tarvitaan」の後に必要なことの単語を加えて使用します。
例文:Tarvitaan lisäjoukkoja!(援軍を要請する!)

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Posted by Y.A.S. at 19:42Comments(0)雑記フィンランド軍

2015年01月03日

サバゲでも使用できる簡易ロシア語集


ソ連労農赤軍(と戦後ソ連軍)の基本教練で使用できるかもしれないロシア語集です。

日本語表記は日本軍及び自衛隊の号令をベースにしていますが、間違っている可能性があります
カタカタ発音はサイト経由で機械的に作ったものですので、似ていない可能性もあります

冒頭から既に先行き不安な記事の予感が物凄くしますね・・・。

('A`)


【参考資料】
・Официальные документы ОРЮР(http://www.sgpzao.org/ORUR%20Documents/POLOZH/INDEX.HTM
・Web-сайт военной кафедры БелГТУ им. Шухова(http://vk.bstu.ru/
・Добро пожаловать! — Летний лагерь(http://summercamp.ru/index.php) / Строевые построения
・YouTube:10分で習得!赤軍教練【ソ連軍歩兵操典講座】 ヒスサバPHS4(https://www.youtube.com/watch?v=EsFjtaewIpw
・千九百三十八年発布 ソ軍歩兵操典 : 制式教練(訳編:帝国在郷軍人会本部 / 出版:軍人会館出版課)
・ゲームや映画の音声、その他色々

【カタカナ発音作成資料】
・ルビックス-英語カタカナ変換(http://rubix.jp/





【徒手教練号令】
・整列休め:Становись(スタナヴィイーシ)
・気をつけ:Смирно(スミイールナ)
・左へならえ:Налево равняйсь(ナリエーヴァ・ラヴニヤーィシ)
・休め:Вольно(ヴォーリナ)
・解散:Разойдись(ラザィディィーシ)
・注目:Слушайте все(スルーシァィチェ・フシエー)
・左向け左:Налево(ナリエーヴァ)
・右向け右;Направо(ナプラーヴァ)
・回れ左:Кругом(クルゴーム)
・足踏み進め:На месте шагом марш(ナー・ミエーシチェ・シァーガム・マールス)
・速足進め:Шагом марш(シァーガム・マールス)
・駈足進め:Бегом марш(ビエーガム・マールス)
・左向け前へ進め:Левое плечо вперёд марш(リエーヴァェ・プリェツィヨー・フピェリヨート・マールス)
・右向け前へ進め:Правое плечо вперёд марш(プラーヴァェ・プリェツィヨー・フピェリヨート・マールス)
・分隊止れ:Стой(スタィ)

【執銃教練号令】
・担え銃:На плечо(ナー・プリェツィヨー)
・立て銃:К ноге(ク・ナギエー)
・捧げ銃:На караул(ナー・カラーウル)
・吊れ銃:На ремень(ナー・リェミエーニ )
・着け剣:Примкните штыки(プリイームクニイーチェ・ストィキイー)
・取れ剣:Отомкните штыки(アタムクニイーチェ・ストィキイー )
・銃点検:Проверите оружие(プラヴィエーリェチェ・アルージゥィェ)
・弾込め:Заряжайте винтовки(ザリェジァーィチェ・ヴィェヌトーフキエ)
・撃ち方用意:Целите(ツエーリェ チェ)
・撃て:Огонь(アゴーニ)
・撃ち方やめ:Прекратите огон(プリェクラチイーチェ・オーガヌ)


【歩兵戦闘教練号令】
・準備:Готово(ガトーヴァ)
・攻撃:В атаку(フ・アターク)
・前進:Вперёд(フピェリヨート)
・退却:отступать(アツトゥパーチ)
・後に続け:За мной (ザー・ムノーィ)
・伏せ:Ложитесь(ラジゥィーチェシ)
・片膝立て:Сидеть(シェディェーチ)
・立て:Стоять(スタィヤーチ)



【戦闘】
・F1F1 了解:Так точно(ターク・トーツィナ)
・F1F2 駄目だ:Нет(ニエート)

・F2F1 - 来てくれ(迎えに来てくれ):Нужен транспорт(ヌージゥィヌ・トラーヌスパルト)
・F2F2 - 援軍を要請する:Требуется подкрепление(トリエーブエッツァ・パトクリェプリエーニェエ)
・F2F3 - 対戦車支援を要請する:Требуется противотанковая поддержка(トリエーブエッツァ・プラチェヴアターヌカヴァェ・パッディェールスカ)
・F2F4 - 海軍の支援を要請する:Требуется поддержка с моря(トリエーブエッツァ・パッディェールスカ ス・モーリェ)
・F2F5 - 上空援護機を要請する:Требуется воздушная поддержка(トリエーブエッツァ・ヴアズドゥースナエ・パッディェールスカ)
・F2F6 - 砲兵隊に標的を指示せよ:Артиллерия запрашивает цель(アルチェリエーリェエ・ザプラーシゥィヴァェト・ツエーリ )
・F2F7 - 装甲車を要請する:Вызываю БМП(ヴィズィヴァーユ・プエームペー)

・F3F1 - 敵の装甲車を発見:Обнаружена бронетехника противника(アブナルージゥィナ・ブラニエーチェフニェカ・プラチイーヴニェカ)
・F3F2 - 敵の歩兵部隊を発見:Обнаружена пехота противника(アブナルージゥィナ・ピェホータ・プラチイーヴニェカ)
・F3F3 - 敵軍部隊を発見:Обнаружен противник(アブナルージゥィヌ・プラチイーヴニェク)
・F3F4 - 敵艦発見:Обнаружен корабль противника(アブナルージゥィヌ・カラーブリ・プラチイーヴニェカ)
・F3F5 - 敵の潜水艦を発見:Обнаружена подлодка противника(アブナルージゥィナ・パドロートカ・プラチイーヴニェカ)
・F3F6 - 敵機発見:Обнаружен самолет противника(アブナルージゥィヌ・サマリョート・プラチイーヴニェカ)
・F3F7 - 敵の偵察兵を発見:Обнаружен скаут противника(アブナルージゥィヌ・スカーウト・プラチイーヴニェカ)

・F4F* - 敵地を攻撃せよ:-----
・F4F* - 我々の陣地を守れ:-----
・F4F4 - 敵の旗を取りに行け:-----
・F4F5 - 我々の旗を守れ:----
・F4F6 - 我々の旗を取り戻せ:-----

・F5F3 - 俺は防衛を行う:Держу оборону(ディェルジゥー・アバローヌ)
・F5F4 - 俺は攻撃を行う:В атаку(フ・アターク )
・F5F5 - 了解:Да(ダー )
・F5F6 - 駄目だ:Нет(ニエート)

・F6F1 - 待て:Подожди(パダジゥディィー)
・F6F2 - 撃て:Огонь(アゴーニ)
・F6F3 - 撃つな:Прекратить огонь(プリェクラチイーチ・アゴーニ)
・F6F4 - 爆発するぞ:Сейчас рванет(シェツィヤース・ルヴアニヨート )
・F6F5 - 衛生兵:Медика(ミエーディェカ)
・F6F5 - 工兵来てくれ:Инженера(イヌジゥィニエーラ)
・F6F6 - 隠れろ:В укрытие(フ・ウクルイーチエエ)
・F6F7 - 脱出せよ:Покинуть технику(パキイーヌチ・チエーフニェク)
・F6F7 - 艇を放棄せよ:-----

・F7F1 - 援護せよ:Прикрой меня(プリェクローィ・ミェニヤー)
・F7F2 - この位置を保て:Удерживать позицию(ウディェールジゥィヴァチ・パジイーツィユ)
・F7F3 - 旗を取りに行け:Вперед, к флагу(フピェリヨート・ク・フラーグ)
・F7F4 - 後退せよ:Отступить(アツトゥピイーチ)
・F7F5 - 離れるな:Держаться вместе(ディェルジァーッツァ・ヴィミエーシチェ)
・F7F5 - 入れ:-----
・F7F6 - ついて来い:За мной(ザー・ムノーィ)
・F7F7 - 行くぞ:Вперед(フピェリヨート)


・手榴弾投擲:Бросаю гранату(ブラサーユ・グラナートゥ)
・閃光手榴弾投擲:Бросаю стан гранату(ブラサーユ・スターヌ・グラナートゥ)
・発煙手榴弾:Дымовая граната(ドィマヴァーエ・グラーヌト)
・援護してくれ:Прикройте меня(プリェクローィチェ・ミェニヤー)
・装填する:Я должен перезарядиться(ィヤー・ドールジゥィヌ・ピェリェザリェディィーッツァ)
・弾倉交換中:Меняю обойму(ミェニヤーユ・アボィム)
・クソッ:Чёрт(ツィヨールト)
・弾切れだ:У меня нет патронов(ウー・ミェニヤー・ニエート・パトローナフ)
・装填中:Перезаряжаюсь(ピェリエーザリェジァーユシ)
・敵を倒した:Враг убит(ヴラーク・ウビイート)
・敵排除:Враг уничтожен(ヴラーク・ウニェツィトージゥィヌ)
・目標排除:Цель уничтожена(ツエーリ・ウニェツィトージゥィナ)
・死ね、クソ野郎:Сдохни, гад(ズドーフニェ・ガート)
・手榴弾:Граната(グラーヌト)
・爆薬装備:Заряжаю взрывчатку(ザリェジァーユ・ヴズルィフツィヤートク)
・閃光:Вспышка(フスプィースカ)
・負傷した:Я ранен(ィヤー・ラーニェヌ)
・失せろ、卑怯者:Бегите, трусы(ビェギイーチェ・トルースィ)
・手榴弾はここだ、クソ野郎共:Вот вам граната, гады(ヴォート・ヴァーム・グラーヌト・ガードィ)
・奴を仕留めた:Пришил его(プリェシュィール・ィェヴォー)
・ハッ:Ха(ハー)
・奴を片付けた:Уложил его(ウラジゥィール・ィェヴォー)
・あの馬鹿は隠れ方も知らなかったようだな:Кажется, этот идиот не знал, как надо укрываться(カージゥィッツァ、エータト・イディェオト・ニェ ズナール、カーク・ナーダ・ウクルィヴァーッツァ)
・あれは俺の姉妹の分だ:Это за моего брата(エータ・ザー・マェヴォー・ブラータ)
・あれは俺の兄弟の分だ:Это за мою сестру(エータ・ザー・マィユー・シェストルー)
・臆病者達を片付けろ:Поубивайте этих трусов(パウビェヴァーィチェ・エーチェフ・トルーサフ)
・おい、そこの馬鹿共、受け取れ:Эй, идиоты, ловите(エーィ、イディェオートィ、ローヴィェチェ)
・お前より俺の方がまだマシだぞ:Лучше ты, чем я(ルーツィシゥィ・トゥィー、ツィエーム・ィヤー)
・奴らの頭を撃って吹き飛ばせ:Сшибите им головы(ッシュィービイーチェ・イーム・ゴーラヴィ)
・撃ちまくってあの臆病者共をビビらせろ:Напугайте этих трусов мощным огнём(ナプガーィチェ・エーチェフ トルーサフ・モーシヌィム・アグニヨーム)  

Posted by Y.A.S. at 21:42Comments(2)WWIIソ連労農赤軍

2015年01月02日

2014年 ミリブロアクセス数解析結果発表




「皆様こんばんはクマー、そして新年明けましておめでとうございますクマー。
とあるAirsoftな人の覚書:Memories of a Unknown Airsoft Gamer』という無駄に長ったらしい名称のミリブロを管理している『Y.A.S.』のプロフィール写真担当、『クマ吉』と申しますクマー。
今回の記事ではY.A.S.に変わって登場していますクマー。

これから掲載していく内容は、去年2014年1月1日から12月31日までのアクセス数を基にグラフ化し、このワケのわからないブログがどれだけ読まれているかを可視化したものですクマー。

では、失礼しますクマー」





【ミリブロ管理画面での解説】
※PV(ページビュー)とは、ブログ内のページが閲覧された数です。
※訪問(ユニークユーザー)とは、同じ日付にブログに訪れた端末の数です、ブログに訪れた人数の目安となります。同じ端末から複数回訪問しても1と数えられます。


【月別アクセス数グラフ 1年分】※画像クリックで拡大
PV:28,685
訪問:15,233(53.1%)


【1月アクセス数グラフ】※画像クリックで拡大
PV:1,868
訪問:1,355(53.1%)


【2月アクセス数グラフ】※画像クリックで拡大
PV:1,445
訪問:892(72.5%)


【3月アクセス数グラフ】※画像クリックで拡大
PV:1,061
訪問:569(53.6%)


【4月アクセス数グラフ】※画像クリックで拡大
PV:2,243
訪問:1,217(54.3%)


【5月アクセス数グラフ】※画像クリックで拡大
PV:2,524
訪問:1,394(55.2%)


【6月アクセス数グラフ】※画像クリックで拡大
PV:1,860
訪問:1,110(59.7%)


【7月アクセス数グラフ】※画像クリックで拡大
PV:3,044
訪問:1,732(56.8%)


【8月アクセス数グラフ】※画像クリックで拡大
PV:1,991
訪問:1,036(52.0%)


【9月アクセス数グラフ】※画像クリックで拡大
PV:3,033
訪問:1,512(49.9%)


【10月アクセス数グラフ】※画像クリックで拡大
PV:2,948
訪問:1,274(43.2%)


【11月アクセス数グラフ】※画像クリックで拡大
PV:2,647
訪問:1,016(38.4%)


【12月アクセス数グラフ】※画像クリックで拡大
PV:4,201
訪問:2,126(50.6%)  
Posted by Y.A.S. at 19:42Comments(0)雑記

2015年01月01日

【2015】新年明けましておめでとうございます【2675】



ということで皆様新年明けましておめでとうございます。
西暦2015年、平成27年、皇紀二六七五年がやってきました。
そして、同時にミリブロ開設1周年も迎えました。

本年も皆様よろしくお願いいたします。  
Posted by Y.A.S. at 00:00Comments(0)雑記