あの日本人ドイツ兵グループの1人の正体が "古森善五郎" 氏と判明
 東部戦線に従軍した唯一の日本人とされる軍医、古森善五郎氏とは?

 WWIIサバゲイベント「ヒスサバウエスト16」
 2017年3月18日・19日、和歌山県 バトルランド-1 にて開催予定

 WWII日ソ戦リエナクトイベント「Reenactment 満州1945」
 開催計画中!

スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  
Posted by ミリタリーブログ at

2016年02月29日

【続続】サバゲでも使用できる簡易ドイツ語集 その3(無線交信編)


サバゲでとっさに叫ぶと高確率で周りから「おまえは何を言っているんだ」と思われる簡単なドイツ語集の第3弾です。

今回は無線交信に焦点を当てています。

カタカナ発音は「それっぽい感じでカタカナにしたもの」ですので、そのまま言うと通じない場合があります
詳しくは専門書か専門サイトをご覧ください(丸投げ)。

【関連記事】
・サバゲでも使用できる簡易ドイツ語集 & 年末のご挨拶(http://uag.militaryblog.jp/e595986.html
・【続】サバゲでも使用できる簡易ドイツ語集 その2(http://uag.militaryblog.jp/e642205.html)※アルファベット・数字・国防軍式フォネティックコード編

【参考資料】
・Panzeraufklärungs-Abteilung 11(http://www.11thpanzer.com/indexbottom.html) / "German for Reenactors" pdf
・International Axis Re-enactment community and forum(http://www.panzergrenadier.net/) / Forum / ”German Callsigns / Brevity Codes question"(http://www.panzergrenadier.net/forum/viewtopic.php?f=13&t=5814
・ドイツのサバゲチーム「Red Dragon」(http://www.team-reddragon.de/) / Druckschrift Einsatz Nr. 13 - Fernmeldedienst aller Truppen - Durchführen des Sprechfunkbetriebes im Heer
・TM 30-506 German Military Dictionary: German-English, English-German (May 20, 1944) / TM30-506 ドイツ軍事辞書:独英、英独(1944年5月20日版)






【目次】
無線用語集
それっぽい雰囲気が出るかもしれない無線交信例文





< 無線用語集 >

軍事系の無線会話でもお馴染みの「オーバー(送れ)」や「アウト(終わり)」のWWIIドイツ軍バージョンです。
現在のドイツ連邦軍と共通する用語と、異なる用語があります。
全部掲載しようとすると凄まじい量になると思いますので、サバゲやWWIIイベントなどですぐ活用できる基本的(?)なものに焦点を当てます。



【Von】
発音例:フォン
意味:こちら
英語無線用語:This is
補足:ドイツ連邦軍では「Hier(ヒア)」を使用しています。

【Warten】
発音例:ヴァーテン
意味:待て
英語無線用語:Wait

【Irrung】
発音例:イアルング
意味:訂正
英語無線用語:Correction

【Trennung】
発音例:トレヌンク
ニュアンス:内容の区切り
英語無線用語:Break

【Keine quittung】
発音例:カイネ・クヴィットゥンク
意味:応答不要

【Bitte quittung】
発音例:ビッテ・クヴィットゥンク
意味:応答せよ
英語無線用語:Acknowledge

【Bitte Prüfen】
発音例:ビッテ・プリューフェン
意味:確認せよ
英語無線用語:Verify

【Bitte Wiederholen】
発音例:ビッテ・ヴィダーホーレン
意味:再送せよ
英語無線用語:Say again
補足:「復唱せよ(Read back)」にする場合は「Wiederholen Sie(ヴィダーホーレン・ズィー)」になります。

【Kommen】
発音例:コメン
意味:送れ
英語無線用語:Over

【Ende】
発音例:エンデ
意味:終わり、以上
英語無線用語:Out

【K. R.】
発音例:ケー・アー(コンラード・リヒャルド?)
意味:緊急
英語無線用語:Urgent
補足:アルファベットの発音そのままで言うのか、コードで言うのかが掴めていません…。仮にドイツ連邦軍のコードで言うと「カウフマン・リヒャルド」になります。

【Empfäng】
発音例:エンプフェンク
意味:受信準備中

【Lautstärke】
発音例:ラウトシュテルケ
意味:受信感度
補足:「Lautstärke」の後に数字を1~5の間で述べ、感度の状態を相手に知らせます(低1~5高)



目次に戻る






< それっぽい雰囲気が出るかもしれない無線交信例文 >

A「B、こちらA。今どこにいる? 送れ」
B「A、こちらB。お前の家の前だ。早く玄関を開けてくれ。送れ」
A「B、こちらA。了解、すぐに開ける。終わり」

早い話、コレのドイツ軍版をやってみた、というコトです。
例文は独断と偏見で作っていますので、文法的にちゃんとした内容になっているのかはわかりません。
あくまで「雰囲気が出るかもしれない程度」です。



【例文1】
Panter「Tiger, von Panter. Kommen.」
  (Tiger、こちらPanter。送れ)
Tiger「Panter, von Tiger. Kommen.」
  (こちらTiger。送れ)

無線交信で特定の人物を呼び出して話したい時は、最初にその人物のコールサイン(呼出符丁)を言います。
例えば湾岸戦争のイギリスSASを描いた「ブラヴォー・ツー・ゼロ」という本や映画がありますが、このタイトルの元ネタは部隊のコールサインです。
仮にその「ブラヴォー・ツー・ゼロ」を無線で呼びたいときは、そのコールサインを最初に言うワケです。
例文ではコールサインを「Panter(パンター)」と「Tiger(ティーガー)」にしています。
そして、相手に返事を求める際は最後に「Kommen」を入れます。

【例文2】
Panter「Tiger, Löwe, von Panter. Bitte Quittung. Kommen.」
  (Tiger、こちらPanter。応答せよ。送れ)
Tiger「Von Tiger. Kommen.」
  (こちらTiger。送れ)
Löwe「Von Löwe. Kommen.」
  (こちらLöwe。送れ)

Tiger以外にLöwe(レーヴェ)も呼びたい時は、2人のコールサインを続けて言います。
返事した二人は相手のコールサインを省略していますが、「Panter, von Tiger (Löwe). Kommen.」でも大丈夫です(ケース・バイ・ケースだと思います)。

【例文3】
Panter「Tiger, von Panter. 感度はどうか? Kommen.」
  (Tiger、こちらPanter。感度はどうか。送れ)
Tiger「Panter, von Tiger. Lautstärke 4. Alles klar? Kommen.」
  (Panter、こちらTiger。感度4。問題ないか? 送れ)
Panter「Von Panter. Lautstärke 5. Alles klar. Ende.」
  (こちらPanter。感度5。問題ない。終わり)

ドイツ語と日本語が混じった例文になっていますが、そこは脳内変換してください(爆)
無線通信がしっかり聞こえているかの確認です。
感度は1~5の5段階で示し、「Lautstärke 5」が最も良好という意味です。

Lautstärke 1(低)
Lautstärke 2
Lautstärke 3(中)
Lautstärke 4
Lautstärke 5(高)

また、交信を終了する際は文末で「Ende」と言います(「Ende」で切った内容に対する応答は不要です)。
サバゲで無線交信をする際、Over(送れ)を「Kommen」、Out(終わり)を「Ende」に変えるだけでも気分はドイツ軍になると思います。

【例文4】
Panter「Tiger, von Panter. 今から敵の状況を知らせる. Kommen.」
  (Tiger、こちらPanter。今から敵の状況を知らせる。送れ)
Tiger「Panter, von Tiger. Empfäng. Warten.」
  (Panter、こちらTiger。受信準備ができていない。待ってくれ)
Tiger「Von Tiger. 準備完了. Bitte Wiederholen. Kommen」
  (こちらTiger。準備完了。再送せよ。送れ)

何らかの理由で無線を聞く準備ができていない時は「Empfäng」と伝えます。
待って欲しい時は「Warten」を加えるのもいいでしょう。
聞き取る準備ができたら「Bitte Wiederholen」と伝えてもう一回言ってもらいましょう。

【例文5】
Panter「Tiger, von Panter. Fordern Artillerieunterstützung. Koordinate J-5. Drei Schüsse. Wiederholen Sie. Kommen.」
  (Tiger、こちらPanter。砲撃要請。座標J-5。3発射撃。復唱せよ。送れ)
Tiger「Panter, von Tiger. Jawohl. 復唱する。Fordern Artillerieunterstützung. Koordinate J-5. Drei Schüsse. Kommen.」
  (Panter、こちらTiger。了解。復唱する。砲撃要請。座標ユリウス5。3発射撃。送れ)
Panter「Von Panter. 問題ない. 準備完了次第速やかに射撃せよ. Ende.」
  (こちらPanter。問題ない。準備完了次第速やかに射撃せよ。終わり)

復唱を求める際は「Kommen」の前に「Wiederholen Sie」と伝えます。

【例文6】
Panter「Tiger, von Panter. K. R. Irrung. Koordinate G-3. Fünf Schüsse. Wiederholen Sie. Kommen.」
  (Tiger、こちらPanter。緊急。訂正。座標グスタフ3。5発射撃。復唱せよ。送れ)

先に伝えた内容の訂正がある場合は本文の前に「Irrung」を加えます。
急ぎの訂正という会話にしたので、「Irrung」の前にさらに「K. R.」を加えています。

【例文7】
Panter「Tiger, von Panter. 言っていた援軍が来ていないが一体どうなっている? Bitte Prüfen. Kommen.」
  (Tiger、こちらPanter。援軍が来ていないが一体どうなっている? 確認せよ。送れ)
Tiger「Panter, von Tiger. Jawohl. 確認する. Warten. Ende.」
  (Panter、こちらTiger。了解。確認する。待て。終わり)

相手に内容の確認を要求する際は応答を求める前に「Bitte Prüfen」と言います。

【例文8】
Panter「Tiger, von Panter. Keine quittung. これより前進を開始, 作戦は予定通り行う. 繰り返す. これより前進を開始, 作戦は予定通り行う. Ende.」
  (Tiger、こちらPanter。応答不要。これより前進を開始、作戦は予定通り行う。繰り返す。これより前進を開始、作戦は予定通り行う。以上)

返事を求めない内容(報告関連?)を伝える際は本文の前に「Keine quittung」を加えます。
確実に伝えるため、内容は繰り返し言う方がいいでしょう。



目次に戻る