2014年07月17日

個人ガンスミスM様製 フルスクラッチ 試製二型機関短銃 電動ガン【突撃!隣のトイガン】

個人ガンスミスM様製 フルスクラッチ  試製二型機関短銃 電動ガン【突撃!隣のトイガン】
名称:試製二型機関短銃(Wikipedia
タイプ:電動ガン
メーカー:個人ガンスミスM様
全長:約648mm
重量:約1,8kg(マガジン込み)
発見日:2014年5月3日(土・祝)
発見場所:埼玉県 デザートストーム川越(ウェブサイト





WWII軍装サバゲ「PHS-4」にて、個人ガンスミスM様がさりげなく試製二型機関短銃の電動ガンをセーフティーエリアで展示していましたのでご紹介します。



※掲載写真では本体にマガジンが入っていますが、撮影時は本体にバッテリー及び残弾が入っていないことを、マガジンにも弾が入っていないことを完全に確認し、なおかつ周りの方々に説明したうえで撮影しています。



個人ガンスミスM様製 フルスクラッチ  試製二型機関短銃 電動ガン【突撃!隣のトイガン】
左側面です。
試製二型機関短銃が完成したのは昭和12年の1937年ですが、個人的にそのフォルムはその時代にあまり似合わない、何と言いますか、SFチックな印象を受けます。
メカボックスはマイクロメカボックスを使用しています。

個人ガンスミスM様製 フルスクラッチ  試製二型機関短銃 電動ガン【突撃!隣のトイガン】
右側面です。
スリングスイベルは両方こちら側にあります。
ちなみに日本軍の多くの騎銃系や、九九式短小銃は左側面にスリングスイベルがありますので、そう考えますと位置が逆ですね。
そういえば、一〇〇式機関短銃もフロントのスリングスイベルの位置は右側面にありますが、アレはもし左側面だったら背負う際に色々と不都合がありそう…いえ、ありますね(マガジンを入れたまま背負う必要が出た時にはマガジンが邪魔になりますし、マガジンが入ってなくても出っ張ってるマガジンハウジングが背中に当たって痛そうです…)。

個人ガンスミスM様製 フルスクラッチ  試製二型機関短銃 電動ガン【突撃!隣のトイガン】
実銃の話ばかりすると肝心な電動ガンのレビューを飛ばしてしまいそうなので、これぐらいにしましょう。

銃口周辺です。
ピンボケしていますね…。
銀色のフチが見えているのはインナーバレルです。
その下にある筒は三十年式銃剣の鍔にある穴に通すための突起です。
垂直二連バレルみたいですね。
さらにその下にあるのが銃剣の柄にある溝に通すレールです。
実物及び複製銃剣を取り付けられるかは確認していませんが、個人ガンスミスM様製の専用銃剣があります(写真にはありません)。
2枚目と3枚目の写真に写っている模造刀身仕様の実物三十年式銃剣を借りて何故試さなかったのかは聞かないでください(爆)

個人ガンスミスM様製 フルスクラッチ  試製二型機関短銃 電動ガン【突撃!隣のトイガン】
左側面から見たマガジンハウジングとマガジンキャッチです。
マガジンは東京マルイ系MP5用マガジンを使用します。
実銃のマガジン角度を再現するため、マガジンハウジングの位置を斜めにしています。
マガジンキャッチは構造上実銃と同じにすることができないため、オリジナルのマガジンキャッチを搭載していますが、外観を大きく損なわないように必要最低限の大きさでデザインされており、また実用的な構造となっています。
しかし、実際に操作した際はうまくマガジンを外すことができず苦労しました(汗)
個人ガンスミスM様やT氏にバトンタッチした際は何事もなく外れたので、これは単に私の問題でしょう…(笑)

個人ガンスミスM様製 フルスクラッチ  試製二型機関短銃 電動ガン【突撃!隣のトイガン】
斜め上面から見た状態です。
バレルジャケットの穴も丁寧に空けられています。

個人ガンスミスM様製 フルスクラッチ  試製二型機関短銃 電動ガン【突撃!隣のトイガン】
斜め後方からです。
バッテリーはバットプレートを外して中に入れます。
対応バッテリーはミニバッテリーでしょうか。

個人ガンスミスM様製 フルスクラッチ  試製二型機関短銃 電動ガン【突撃!隣のトイガン】
右側から見たレシーバー後方部です。
セレクターらしきものが2つありますが、左側にあるのは射撃セレクター、右にあるのはエアバッファーです。
実銃における射撃セレクターはレバーの位置が上でフルオート、右斜めでセミオート、右でセーフティーになります。
この電動ガンでは実際に機能はしませんがレバーは可動します。
また、実銃では各ポジションに「(=連射)」「(=単射)」「(=セーフティー)」の刻印があります。
写真の状態では「止」ですね。

エアバッファーは試製二型機関短銃の特徴の1つで、実銃ではこれを操作することで連射速度を変更できます。
こちらもこの電動ガンではレバーが可動するだけで、連射速度の変更は機能しませんが、本体内部にある回路を操作することで連射速度を変更することができます
Wikipediaによりますと、「速度切換え栓」と記されたこの部分を抜き差しすることで調整するそうです。

ちなみにリアサイトの上下調整は可動します。
可動部分はゴムで作られています。





個人ガンスミスM様曰く「全体像が詳しくわかる写真と実銃図面が手元にあるので作ってみた」という理由で開発された試製二型機関短銃の電動ガンですが、現存品が極めて少ない実銃の形状を可能な限り再現し、実際に触って感覚を体感できるのは資料価値としても大きいと思います。
最終的に制式採用の座を勝ち取った一〇〇式機関短銃(後期型)と比較すると、銃身長は1mm違いでほとんど変わりませんが、全長は約200mm短いので構えてみると非常にコンパクトです(現地に個人ガンスミスM様製の一〇〇式機関短銃 前期型の電動ガンがありましたので、より具体的に体感できました)。

ちなみにストックを折り畳んでいない状態で試製二型機関短銃よりさらに全長が短い同世代の短機関銃の1つに、フランス軍の「MAS-38(全長623mm)」があります。

これにて「個人ガンスミスM様製 試製二型機関短銃 電動ガン」のご紹介は以上です。




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