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2014年12月23日

メダル オブ オナー エアボーン エリート兵 軍装考察【ドイツ製ジャガーノート】


2007年に発売されたメダル オブ オナーシリーズ「メダル オブ オナー エアボーン(Medal of Honor: Airborne、MOHA)」のシングルプレイステージ「バーシティ作戦」の終盤に登場して初見プレイヤーを驚愕させ、その次のステージ「高射砲塔」においては一部プレイヤーにトラウマを植え付けたエリート兵(英語版名称:Nazi Storm Elite)」は、包丁をブン投げるコックや板前、弾無制限モードが適応されたパンツァーシュレック兵に続くネタキャラとしてMOHな人達より現在も語り継がれています

コール オブ デューティシリーズで例えるなら2009年発売の「コール オブ デューティ:モダン・ウォーフェア2(Call of Duty: Modern Warfare 2、CoD:MW2)」で初登場した「ジャガーノート(Juggernaut)」でしょうかね?

ちなみに当時日本ではしばしば「ターミネーター」とも呼ばれていました。

S&Tから安価なMG42の電動ガンが発売された時に「エリート兵ごっこができる!」と思われた方もいらっしゃるでしょう。
ということで、今回のお題は「エリート兵のファッションチェックをして再現に必要な軍装品を割り出そう」です。





エリート兵(Nazi Storm Elite)とは?

【参考動画:Medal of Honor Airborne - Nazi Storm Elite w/ Proper Music [HQ]】YouTube

バーシティ作戦の終盤で流れるムービーで装甲列車から突如現れ、MG42をフルオートで腰溜め撃ちして周辺のアメリカ兵達と、これまでのゲームプレイを通じて築いてきたゲームの雰囲気を一気になぎ倒した黒服の一般親衛隊員。
ヘルメットとガスマスクも印象的。

MOHAに登場する敵味方NPCは多くても3発ぐらいで倒れる体力だが、エリート兵のみ場合によっては何十発叩き込まないと倒せず、パンツァーシュレックのロケット弾やガモン爆弾の爆発を直撃させても耐えるという驚異的な高体力を誇る
単体でも十分恐ろしいが、高射砲塔の終盤では短い間隔で複数人現れるため、対処法を知らないと絶望する
日本語版パッケージ裏のインゲーム見本画像で姿が確認できるため、その時点で「こいつは只者ではない」と勘付いた人もいるとか。

ブロンド髪のベリーショートということは判明しているが素顔は不明であり、都市伝説ではボーイッシュな髪型の美少女とも言われている(「明らかに声が男じゃん」という意見について、この説を支持する者は「ガスマスクを被っているからそう聞こえるだけで、本当はすっごく可愛い声だよ、きっと! キュン☆」と反論している)。





ということで早速見てみようと思いますが、日本語版はヨーロッパ版を基にして作られているため、ヨーロッパのレーティング機関を通過しなかった表現は修正されており、エリート兵もその修正が加えられています
そのため、完全な状態のエリート兵の軍装を確認するにはオリジナル版が必要になるのですが、幸いにもオリジナル版とヨーロッパ版の比較をしているサイトがありましたので、そこで確認することができます。

【参考サイト】
Movie-Censorship.com(http://www.movie-censorship.com/) / Medal of Honor: Airborne(http://www.movie-censorship.com/report.php?ID=4483






参考サイトを見ながらエリート兵をチェックして見えてきた「多分これだろう」というリストは以下の通りです。

【頭】
・黒色ヘルメット(M35が妥当?)
・M38ガスマスク FE37型

【上】
・M32一般親衛隊将校用制服 上
・下級中隊指導者(少尉)肩章
・髑髏部隊 下級分隊指導者(伍長) 襟章 垂直外向き型白枠有
・褐色シャツ
・黒ネクタイ
・カフタイトル「Thüringen」
・古参闘士栄誉章
・親衛隊腕章
・金枠高級党員章
・突撃隊体力章金章
・親衛隊将校用ベルト
・親衛隊将校用バックル
・サムブラウンベルト(Iストラップ)
・MG34工具ポーチ(耐熱パッド無し)
背負っているよくわからないケース(後述)

【下】
・M32一般親衛隊将校用乗馬ズボン
・乗馬ブーツ 黒革

【所持武器】
・MG42(ドラムマガジン、MOHAオリジナルのフォアグリップ付き)





「肩章と襟章の階級が一致していない」というツッコミはさておき、エリート兵のモデルになっているのは1937年に編成され、後に「第3SS装甲師団 トーテンコップ」の中核となった「親衛隊髑髏部隊(SS-VT)」の4個連隊の1つ「第3SS連隊 テューリンゲン」と思われます(他は第1SS連隊 ドイッチュランド、第2SS連隊 ゲルマニア、第4SS連隊 デア・ヒューラー)。
しかし、エリート兵が初登場する頃(1945年3月24日)は既にSS-VTが存在していません(親衛隊髑髏大隊が任務引き継ぎ)。

ただ、日本語版(ヨーロッパ版)で黒く塗りつぶされている武装親衛隊の右襟襟章はオリジナル版だと垂直外向きの髑髏(エリート兵と同じデザイン)がありますので、これを第3SS装甲師団の襟章とするならば、エリート兵登場時の所属も第3SS装甲師団なのでは、と無理やり考えています
エリート兵がSS-VTの頃からいたとすれば、あの姿で(MG42はまだありませんのでMG34を携行して?)収容所の警備をしていた可能性もありますので、傍から見たら恐怖の塊です。
また、仮にSS-VTにいたとすれば、昔の黒服を引っ張り出して着用している・・・といったイメージが膨らみます。

MG42の構え方は、一部で「人狼撃ち」とも言われるバイポットを握るスタイルではなく、後付けしたと思われる左横向きのフォアグリップを握っています(ロード画面ではフォアグリップがありません)。


【参考動画:MG-42 sturmfeuer (assault fire)】YouTube

そのパーツは市販のそれっぽいパーツを改造するなり自作するなりで再現可能だと思いますが、強度を確保しないと大惨事になりそうです(汗)


画面を直接撮影したので画質が荒いですが、エリート兵は背中に画像のようなものを背負っています。
これが「背負っているよくわからないケース」です。
最初は予備銃身ケースと思っていたのですが、改めて見ると形状がまったく違います。
エリート兵のアニメーションをよく観察すると、リロード時に左手を後ろに回して新しいドラムマガジンを出すような動作をするので、設定上では予備弾ケースになっていると思われます
しかし、この外観に該当するドイツ軍の装備は、この記事を書いている段階では見つかりませんでした。

これは一体何なのでしょう・・・。
もしかしたらMOHAオリジナル(=実在しない)装備かもしれません。
あと、このケースはスリング類を使わずに背負っているようですが、一体どうやっているのでしょうか?
(まさか黒服と一体化!?)





という感じなエリート兵の装備考察でしたが、エリート兵姿でサバゲに参加したら周りからどんな反応が来るでしょうかね
WWIIドイツ軍チーム「黒騎士中隊」様で時折行われる特殊ルール「エリート兵 vs. その他全員:エリート兵側は相手を全滅させれば勝利、その他全員側はエリート兵に痛いと言わせたら勝利」で遊んだら確実にカオスな展開になると思います・・・。


【参考写真:黒騎士中隊様のエリート兵】



ちなみに、エリート兵の軍装からガスマスク・謎のケース・MG42を外し、襟章を下級分隊指導者(伍長)から下級中隊指導者(少尉)に変更してStG44を装備するとロード画面版の「武装親衛隊指揮官(英語版名称:Waffen Storm Leader)」を、その状態からヘルメットを陸軍戦車兵用M43規格帽(2つボタン)に変更して双眼鏡(タブ付き)・MP40マガジンポーチ左側・ワルサーP38用ソフトホルスター(左側装着)を加えるとゲーム中で戦う版の武装親衛隊指揮官再現できます

武装親衛隊指揮官の襟章と肩章の階級は一致しており、エリート兵の黒服との違いは襟章だけなので、おそらくエリート兵の階級不一致は「武装親衛隊指揮官の黒服テクスチャをベースにしてエリート兵の黒服テクスチャを作った際の編集忘れ」と思われます。

もし誰かに「襟章と肩章の階級が一致していない」と指摘されましたら「MOHAに登場するエリート兵が元ネタです」と返しつつMOHAのプレイを勧めてみましょう(笑)



メダル オブ オナー エアボーンのエリート兵軍装考察【ドイツ製ジャガーノート】」はこれで以上です。






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