スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  
Posted by ミリタリーブログ at

2016年03月07日

ヴァイスブラウレジデンツ製 複製 / レプリカ:SG84/98銃剣


商品名:SG84/98銃剣 レプリカ
販売元:武器屋 / ヴァイスブラウレジデンツ(ウェブサイト
価格:不明(中古購入)





今回はWWIIドイツ軍の銃剣「SG84/98」のヴァイスブラウレジデンツ製レプリカをご紹介します。


銃剣を鞘に納めた状態です。


上側です。


銃剣を鞘から抜いて並べた状態です。


鞘の下部の拡大です。
中古での購入時点でかなり傷や塗装剥げがあり、さらに私の荒い使い方によりさらに痛んでいます。
素材はおそらくスチール製です。


側面はこんな感じです。


鞘の上部と銃剣吊りです。
銃剣吊りは革製になります。


側面です。
刻印類は何も入っていません。


鞘の内部にはスポンジが入っており、銃剣収納時はこれがストッパーにになります。
実物は板バネが入っています。


銃剣吊りに鞘を固定している突起部分です。
穴から突起を抜けば銃剣吊りと鞘を分離できるのですが、この複製品はそれが非常に困難です
無理に革を引っ張ると裂けそうなので外したことはありません。
この複製品が持つ欠点の1つです。


続いて銃剣側です。


反対側です。


刀身の長さは247mm、素材は真鍮製です。
入っている溝は血抜きになります


グリップは中~後期型(1937年~1944年)で見られるベークライトタイプです。
スリットの部分は泥抜きになります。
右のネジはゲーム中に脱落紛失してしまったので市販品のネジで代用しています。
ちなみにウィンドラス製のグリップは初期型(1934年~1937年)及び末期型(1944年~1945年)の木製タイプになります。
あと明らかに不自然な部分がありますが、これは後ほど…。


グリップ周りの上面です。
代用ネジ、最後まで締まってませんね…。


下面です。
銃剣本体にも刻印はありません。


着剣装置です。
突起を押すとロックが解除されます。


さてさて、上記で述べた「明らかに不自然な部分」ですが、正体はこれです。
実は入手段階で一部が破損していまして、その部分をパテで造形し補修しました。
白い部分がパテで補修した部分です。
鍔が半分近く欠けていました…。


グリップを外した状態です。
ここには泥抜きのスリットが入っているのですが、そのスリットがさらに広がっています。
これも入手段階でこうなっていました。
右端に見える白い部分も破損補修のパテです。

これらはおそらく小銃か何かに着剣させようと加工し、一部が破損してしまったのではと思います。
破損個所の補修の際に内部の隙間の寸法が変化したため、着剣はできなくなっています(補修前にタナカのKar98kガスガンに着剣可能かは試しませんでした)。


ヴァイスブラウレジデンツ製 複製 / レプリカ:SG84/98銃剣」はこれで以上です。