2014年07月20日
メーカー不明 複製 / レプリカ:日本軍 公用腕章
名称:公用腕章
メーカー:不明
定価:不明
今回ご紹介するのは日本軍の公用腕章の複製品です。
サバゲやWWIIイベントでは特に必要ないものですが、何かの際のネタ用になればと思い手に入れました。
公用腕章は簡単に言うと「部隊から離れ、兵舎を出て何らかの業務(公用)をする際に使うもの」です。
「何らかの業務(公用)」ですが、これは例え「上官からの命令で酒を買いに行く」でも公用になります。
詳しくはその手の詳しいサイトに
「家に帰りたかったので、上官から任務命令があったと偽って公用腕章を受け取って使用した」という話も実際にあったそうです。
ということで色々見てみましょう。
公用腕章は用途によって赤い横線の有無のバリエーションがありますが、この腕章は何もないので徒歩用になります。
ちなみに赤線が1本で「乗馬用」、2本で「車両用」になります(でしたっけ?汗)。
文字の拡大です。
號六第
用公
第三中隊
「第三中隊」の表記だけ左から右に書いていますが、理由は不明です。
実物でもこのような組み合わせがあったのでしょうか。
ちなみに実物の公用腕章の字体や配置、作りなどには様々なバリエーションがあります。
軍衣に通す安全ピンです。
このように安全ピンを通すループがついているものもあれば、腕章に直接安全ピンを通しているものもあります。
腕章の両端にある鳩目です。
装着する際はここに紐を通して両端を縛ります。
裏面です。
押印などはありません。
裏面から見た鳩目です。
腕章を横から見た状態です。
一枚生地を腕章下部で折り曲げて二重にしています。
腕章上部です。
生地の端を内側に入れて縫い付けられています。
公用腕章の複製品は中田商店でもかつて販売されていましたが、部隊名の欄に「釜山要塞司令部」と既に書いてあり使い所が限られますので、こちらの複製公用腕章の方が汎用性が高いです。
私はミリタリーイベントや町興しイベントなどでも(もちろん許可を得たうえで)たまに日本軍の軍装をしますので、その時に「公務で来てます」という設定で装着するのもいいかもしれませんね。
これにて「メーカー不明 複製 / レプリカ:日本軍 公用腕章」のご紹介は以上です。