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Posted by ミリタリーブログ at

2014年07月09日

個人ガンスミスM様製 フルスクラッチ 一〇〇式機関短銃 前期型 電動ガン 2014年3月生産品【突撃!隣のトイガン】


名称:一〇〇式機関短銃 前期型(Wikipedia
タイプ:電動ガン
メーカー:個人ガンスミスM様
全長:約870mm
重量:不明
発見日:2014年5月3日(土・祝)
発見場所:埼玉県 デザートストーム川越(ウェブサイト




WWII軍装サバゲ「PHS-4」で知人T氏が個人ガンスミスM様製 百式機関短銃 一〇〇式機関短銃 前期型 電動ガンの新型を持って来ていました。
以前の所有品から更新したそうです。


去年2013年5月のPHS-2で撮影した個人ガンスミスM様製の2丁です。
上が当時のT氏所有の生産1号機(2012年4月製)、下が私所有の生産2号機(2012年9月製)です。
1号機は元々前期型だったのですが、この時は改修三型仕様になっています。
1号機と2号機でストックの形状が異なりますが、2号機は開発時にモデルガンを採寸用として送りましたので、ディティールアップしました。
この時採寸したデータは後の生産品にも活用されています。


2014年3月生産品(以後、新型と呼称)の左側面です。
ベースは従来の生産品と同じ、AGM製 ステンMk II 電動ガンです。
上記の生産品(以後、旧型と呼称)と比較すると、全体的にスマートな形状になっていますね。

なお、私所有の旧型のレビューはこちらになります。

個人ガンスミスM様製 フルスクラッチ 一〇〇式機関短銃 前期型 電動ガン


銃口とバレルジャケット周辺です。
旧型は全体の寸法の関係で大きめになっていましたが、新型ではよりモデルガン(実銃?)に近い寸法にすることができたため、それに合わせてこちらの寸法も見直されました。
また、それらに合わせて着剣装置など細部もディティールアップしています。
実物及び複製銃剣が着剣できるかは確認していません。
バレルジャケットは塩ビパイプ製からフルメタルに変わっています。


右側面の斜め上から見た状態です。
フロントサイトの形状も見直されています。
ただ、フラッシュハイダーの穴が下部にもあり、合計3つになっているのが気になるところです。
(右側面のフラッシュハイダーの穴の下が突き抜けているのがわかります。実銃は左右両側面の2つです)


真ん中辺りです。
ステンMk IIのメカボの形状の関係でモデルガンより若干高さがありますが、木製ストックの高さを実用強度ギリギリまで下げることに成功したことで、全体的にスマートな形状となりました
また、旧型ではステンMk IIを流用していたマガジンハウジングを新規で造形したことにより、ストック側面部も再現度が向上しています。


マガジンハウジング周辺を上から見た状態です。
旧型ではステンMk IIを流用していましたが、新型はモデルガンに似せた形状になり、さらにマガジンも東京マルイ系MP5電動ガン用マガジンがそのまま使えるようになりました
これにより外観におけるステンMk IIの面影は完全になりました。
個人ガンスミスM様は旧型用のバナナマガジンも製作されていますが、市販品をそのまま使えるのは便利ですね
マガジンハウジングの横にあるマガジンキャッチもしっかり機能します。
写真の右下にある穴はホップアップ調整のイモネジにアクセスするもので、六角レンチを入れて調整します。

使われている素材もフルメタルなので強度は十分あります。


マガジンハウジングの中です。
チャンバー周りはステンMk IIを流用しています。
マガジンキャッチを指で押すと、写真のマガジンハウジングの右下の突起が下がり、マガジンのロックが解除されます。


後方です。
こちらは個人ガンスミスM様によりますと、ほぼモデルガンと同じ寸法とのことです。
バッテリーは旧型から続く仕様でミニバッテリー対応、バットプレートを外してストック内に収納します。
よく見るとトリガーやトリガーガード、リアサイト下のエンドピンの形状も変わっていますね。


右側面です。


ボルト可動部分の溝が再現されています
パッと見た感じでは塗装で再現しているように見えますが、しっかり溝を作っています。
排莢部分は旧型ではステンMk II流用の関係でメカボの先端が見えていましたが、新型では閉鎖して塗装しています。
(ボルトの位置も閉鎖状態ですので、それに合わせたものと思います)
この周辺の木製ストックの形状も旧型よりモデルガンの形状を再現しています。


リアサイトの形状も変わりました。


旧型では一体成型で無可動でしたが、新型では調整機能が再現されています
可動部分が増えるのは嬉しいですね。
調整で前後に動かす部分はゴムで作られています。
最初に見た時は意外に思えましたが、ゴム特有の滑り止め効果(?)がありますので、射撃中や移動中の振動で位置がズレることはないと思います。


セレクター(フルオート / セーフティ)です。
ベースとなるステンMk IIは元々トリガーセーフティがなく、旧型1号機は紐で簡易的な、旧型2号機でスイッチで物理的にトリガーをロックする機能が搭載されましたが、新型ではより安全かつ確実にするため電気的にシャットアウトするタイプになりました
写真の状態はセーフティで、右にスライドすると解除されます。
ちなみに写真にはありませんが、トリガーの通電システムも旧型と同様に、信頼性の高いものに改良されています





写真で新型のことは知っていましたが、実際に見て触った時は、他の作品同様、個人ガンスミスM様のこだわりが詰まった逸品だと感じました。
PHS-4の時に個人ガンスミスM様より聞いた話ですが、一〇〇式機関短銃のことは気に入っており、まだ作ったことがないという理由で特型(落下傘部隊用の折り畳みストック型)や後期型を作ったり、愛犬のネロ二等兵用にスケールダウンした一〇〇式機関短銃を作ったり、木製ストックの形状をモデルガン同等にすべくマイクロメカボで作ったりと、様々なことに挑戦されています。

「私の一〇〇式機関短銃は旧型」と述べましたが、個人ガンスミスM様やT氏、O氏他、多くの仲間達と出会うきっかけとなった記念品でもありますので、これからも大切に使っていきます。

これにて「個人ガンスミスM様製 フルスクラッチ 一〇〇式機関短銃 前期型 電動ガン 2014年3月生産品」のご紹介は以上です。