2014年12月25日
個人ガンスミスM様製 フルスクラッチ 一〇〇式機関短銃 前期型 電動ガン 2012年9月生産型 2014年5月改修版

名称:一〇〇式機関短銃 前期型(Wikipedia)
タイプ:電動ガン
メーカー:個人ガンスミスM様
ベース:AGM ステンMk II 電動ガン
全長:約870mm
重量:約2.6kg(マガジン、バッテリー無し状態)
使用バッテリー:ミニ
今回は私が所有する
メーカーは個人ガンスミスM様、ベースはAGM製 ステンMk II、モデルは前期型です。
この電動ガンは過去の記事で取り上げていますが、2014年5月に個人ガンスミスM様の元へ里帰りした際に改修を受け、仕様が少し変わりました。
(実際はFETを暴走させて機関部が損傷してしまい、修理に出したのが始まりですが)

【過去記事】
・個人ガンスミスM様製 フルスクラッチ 一〇〇式機関短銃 前期型 電動ガン
上記の写真が改修前の状態です。
ちなみに個人ガンスミスM様の代表作となる一〇〇式機関短銃 電動ガンの1号機が完成したのは2012年4月、私の個体は同年9月の生産モデルで、数で言うと2号機になります。

上がT氏所有の1号機(改修三型にカスタムされています)、下が私の2号機です。
それでは改修後の外観写真を見ていきましょう。

左側面です。

右側面です。
改修前の外観写真はこちらです。

左側面です。

右側面です。
いかがでしょうか?
答え合わせです。
外装の改修は5ヵ所あります。

まず1つ目の改修部分は銃身周り全般です。

改修前では全体のバランスを取るため寸法を大きめにしていましたが、改修後は現行版の寸法(タナカ製モデルガンに近い寸法)になっています。
銃剣の着剣は、手持ちの実物三十年式銃剣末期型で試したところ、最後まで入りませんでした。
寸法的には着剣装置を小加工すれば解決する範囲ですが、着剣するつもりはないので現状で問題ありません。
また、改修前のバレルジャケットは塩ビパイプでしたが、改修後は金属製になり、銃身周りはフルメタルとなりました。

フロントサイトの形状も変わっています。

改修前は円錐型でしたが、改修後は実銃と同じ長方形型になりました。
土台とサイドガードも高くなっています。

右側面から見たバレルジャケット周辺の改修前と改修後の比較です。

2つ目の改修部分はレシーバーのコッキングハンドル周辺です。

改修前はコッキングハンドルがボルト解放位置にあるだけでしたが、改修後は銀色のアルミプレートが入っている溝が追加され、コッキングハンドルの位置は閉鎖位置に変わりました。
コッキングハンドルは引き続き無可動ですが、アルミプレートがボルトのように見えますので雰囲気は改修前より一層向上しています。

4つ目の改修部分はトリガー周りです。
改修前のトリガーは素材となったAGM ステンMk IIをそのまま使用していましたが、改修後は実銃を意識した形状になりました。
それに合わせ、トリガーガードの形状も同じく実銃を意識した形状に変わりました。

5つ目の改修部分はリアサイトの可動化です。

改修前は無可動の固定サイトでしたが、改修後は上下調節ができるようになりました。
角度の調整部分は意外なことにゴム製です。

ゴムの抵抗で角度を固定しますが、しっかり固定されますので十分実用的です。

このアイディアはイイと思います。
以上が外装における変化です。
次に、内装の改修部分を解説します。

内装の改修部分はセーフティーです。
改修前は物理的にトリガーをロックしてセーフティーを掛けるタイプでしたが、改修後は電気回路を遮断してセーフティーを掛けるタイプになりました。
これはセーフティー状態でも通電状態故に、FETが暴走した時の応急処置が配線切断以外なかったという問題を改善するための処置でもあります。
破損したFETも個人ガンスミスM様製の新型に交換して頂きました。
関係ない話ですが、「一〇〇式機関短銃を装備した陸軍落下傘部隊装備を、いつかやってみたい」と思っていた時、T氏に先を越された際は正直「やられた!」と思いました(笑)
「それっぽい形になっていればいいかな」と思っていた私と異なり、研究に研究を重ねて投資も自作も辞さない不屈のT氏にはとても感服しました。
多分アレで最近流行りのタクトレというものに参加してもイイ線に行くのではないでしょうか。
タクトレ参加者「あの日本兵、スンゲぇタクティカルだぞ!」
いつの日か実際の装備姿を見てみたいものです。
最後に、2014年3月生産型との両側面比較画像を掲載します。
【過去記事】
・個人ガンスミスM様製 フルスクラッチ 一〇〇式機関短銃 前期型 電動ガン 2014年3月生産品【突撃!隣のトイガン】

【2012年9月生産型 2014年5月改修版 左側面】

【2014年3月生産型 左側面】

【2012年9月生産型 2014年5月改修版 右側面】

【2014年3月生産型 右側面】
「個人ガンスミスM様製 フルスクラッチ 一〇〇式機関短銃 前期型 電動ガン 2012年9月生産型 2014年5月改修版」はこれで以上です。