2014年07月25日
セミスクラッチ MP18 / ベ式機関短銃 電動ガン【突撃!隣のトイガン】
名称:MP18(Wikipedia)
タイプ:電動ガン
メーカー:個人製作(セミスクラッチ)
全長:不明
重量:不明
発見日:2014年7月13日(日)
発見場所:大阪府 CQB FIELD BUDDY(ウェブサイト)
【注意】
本ページはドイツ語アルファベットを掲載していますので、お使いの環境によっては正しく表示されません。
この日、日本海軍陸戦隊装備で来ていた知人B氏が自作のMP18 電動ガンを持ち込んでいました。
ドイツから輸入して研究や実戦投入をした日本軍からはベルグマン自動短銃、ベ式、べ式自動拳銃、ベ式機関短銃、獨國一九一八年式機関短銃など様々な呼称を付けられています。
MP18といえば、第一次世界大戦末期の1918年3月下旬から始まったドイツ軍最後の大攻勢「ルーデンドルフ攻勢」に集中投入され、塹壕内における接近戦で絶大な威力を発揮した新兵器です。
左側面です。
ベースになっているのは2丁の電動ガンで、上半分(機関部)がAGM製 ステンMk II、下半分(ストック)が正式名称不明の中国製 M2カービン(らしきもの)です。
バレルジャケット周辺です。
素材は金属筒で、穴空け加工も1つ1つ丁寧にされています。
斜め下から見た状態です。
レシーバー周辺です。
トリガーの上にある穴は元々ネジがあったのですが、ゲーム中に外れてしまったそうです。
AGM ステンMk IIにはトリガーセーフティーがありませんので、トリガーを引く方向にモノを挟んで物理的にトリガーを引けないようにしています。
M2カービンについていたセレクターはオミット、マガジン挿入口など不必要な穴はパテで埋めて再塗装しています。
レシーバー上面です。
この辺りはAGM ステンMk IIそのままです。
ストックです。
元々あったオイラーを入れる部分は不必要になりますので、同じくパテで埋めて再塗装しています。
バッテリーはバットプレートを外してストック内に入れます。
対応バッテリーはミニバッテリーです。
右側面です。
MP18といえば、ルガー P08用の32連装スネイルマガジンを装着した姿が印象的ですが、それを再現したマガジンもありました。
東京マルイ製 vz.26 電動ガン用の多弾ドラムマガジンとAGMのマガジンが合体しています。
調整はしっかりされており、巻き上げ不良もなくスムーズに給弾します。
マガジンを入れるとこんな感じです。
このアンバランスな雰囲気がいい感じです。
当時のドイツ軍もこのバランスの悪さを気にしていましたが、戦局が戦局なので時間がないことや、欠点より利点の方が多いなどといった理由でそのまま採用、実戦投入されました。
今年は第一次世界大戦開戦から100年目の年ということで、それをきっかけに当時を色々調べるようになった私ですが、MP18はまさにタイムリーなものでした。
シュトース・トルッペ(Stoßtruppe)姿でMP18を持ってゲームに参加する日を楽しみにしています(無茶振り)。
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